八方美人
2001年9月17日 / 役に立たない韓国語
今から10年近く前の話だ。
平成3年11月4日、「文化の日」の振替休日。
電車に乗っていると中学生と思われる女の子二人が話し合っていた。
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A子「ねー、B子。C子ったらホント頭に来ちゃうんだよ!」
B子「えー、どうして?」
A子「この間さー、みんなで学園祭に行こうって話してて、C子も誘ったの。」
B子「それで?」
A子「「D子さん達と行く約束したの」って言うから、私どこの学園祭に行くか聞いたの。そしたら、私達と同じ所行くから、「向こうで会うかもしれないね」って、言ってたくせに違う学園祭に行ったんだって。頭来ちゃう!」
B子「?」
A子「それなのに、C子ったらなれなれしいのよ!私のこと「Aちゃん」何て名前で呼ぶのよ。」
B子「いいじゃない、同じクラスの子なんだから。」
A子「嫌なの!私は仲良しの子としか、話ししたくないの。」
B子「おかしいよ!そんなの。」
A子「じゃー、八方美人に誰とでも仲良くしろって言うの!嫌よそんなの!」
私は、その時「八方美人っていうのは、そんな使いからをする言葉じゃない!お前みたいなこの前までランドセルしょってたやつが、ませた口きくんじゃない!」と、意見してやりたかったが、喉まで出かかって辞めた。