「2002年11月」の記事

iPodがまた壊れた

2002年11月2日 / コンピュータ

■ 再び故障?

 久しぶりに2枚も音楽CDを買った。
 新しく買ったPowerMacG4にCDを入れて、iTunesでMP3に圧縮する。
 その間わずか数分。
 iPodをFireWireケーブルでつなげれば、自動的に数十秒で2枚の音楽データがiPodにアップロードされるはずだった・・・
 ところが、またしても僕のiPod君は全く動かなくなってしまったのだ。
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ソナギ・雨上がりの殺意

2002年11月2日 / コラム

소나기 so-na-gi:ソナギ・雨上がりの殺意
2002/11/01 フジテレビ 午後9:00~11:00
主演:池 珍煕(チ・ジンヒ)、米倉涼子

 東京・台場のホテルスタッフとして働く現代的な女性、大月千鶴(米倉涼子)は、ある日、大手食品会社のソウル支社に単身赴任している兄(仲村トオル)を訪ねるが、マンションで冷たく死体となった兄と対面する。
 警察は業績の悪化の責任を感じた自殺と断定するが、納得できない千鶴は殺人事件として独自に調べ始める。
 調査中、同じく他殺とにらんで動いていた韓国人刑事・洪大真(ホン・テジン)と出会う。千鶴と刑事は互いに悪印象を抱くが、共に捜査にあたる。捜査していくうちに、善良だったはずの兄が密かにアシスタントの女性・金梨花(キム・イファ)と不倫旅行していたことが判明する。
 千鶴と刑事は梨花の居場所を突き止めて陶芸の町・利川(イーチョン)に会いに行き、兄が浮気旅行をした確証を得てしまう。兄の正体をなじる刑事、そして傷つく千鶴に韓国特有のソナギ(どしゃぶりの夕立)が降ってくる。
 そこで千鶴は今まで抑えていた悲しい感情が一気に押し寄せ、刑事の胸で号泣する。事件を独断で捜査する刑事に上司は停職を言い渡し、彼の将来を気遣う千鶴は捜査の終了を懇願する。2人は何者かに脅され、他殺であることを確信するが、事件は迷宮に入ってゆく。
 犯人探しをあきらめ、故郷の伊東に帰り実家の温泉の女将修行にいそしむ千鶴の前に、刑事が再び現れる。亡くなった兄の嫁加奈子(石田ゆり子)は刑事に対して千鶴が好意を寄せていることを告げる。刑事は照れながらも実家の一室からある物を発見し、それと一緒に霧のように消えてしまう。
 千鶴は突然いなくなった刑事の行動を反芻するうちに、刑事が事件の真犯人ではないかと疑い始め、物語は意外な方向に急展開し、千鶴と刑事は死んだ兄が勤めていたソウルの高層ビルの屋上で再び対峙する……

 てな具合の日韓合作のサスペンスストーリー。
 この時間帯の推理ドラマというのは、素人探偵の旅行案内だったり、安っぽいドラマが多いのだけど、主人公の米倉涼子さんは妙に事件に首を突っ込んでいたわけではないし、兄貴がなぜ死んだかという点に関して、実に妥当な方法で捜査が進んでいるように見えた。
 途中、韓国の童話「ソナギ」の情景がストーリーと所々オーバーラップして、韓国の美しい文化も楽しめたと思う。

 主人公の米倉涼子は韓国語が出来ないので、チ・ジンヒとは英語でコミュニケーションを取っていたのも無理が無くて良いと思った。
 お互いの国の言葉も文化も知らないデコボココンビが、いつの間にか魅かれあってゆくのも自然のなりゆきかな。

 米倉涼子さんもだいぶ韓国語を勉強されたようで、明らかにドラマの終盤に近づくにつれ上手くなってゆくのが判るのも感心した。
 チ・ジンヒさんの方は、無理して日本語を使おうとしていなかったのも良かったかな。
 肝心の韓国語の聞き取りの方は、ちょっと難しかった。
 男のこもったような低い声は非常に聞き取りづらい(^_^ゞ

 よく有る単純なお話と言ってしまえばそれまでだが、「フレンズ」や「ソウル」のように、大宣伝して中見がスカスカのものより、2時間枠のテレビドラマとしては非常に面白かったと思う。
 やっぱりビデオ撮っておけば良かったかな・・・(^_^ゞ

 最後に、このドラマのタイトルは「雨上がりの殺意」となっていたが、内容と全然合わないと思う。
 いかにも取って付けたような「人が殺されましたよ」「謎だらけのサスペンスですよ」と言っているよう(-_-#
 内容は段々と明らかになってゆく事件の真相と、ソナギというお話に掛けたソウルフルなお話だったのだから。
 製作途中には「雨上がりの午後」となっていたそうだが、こちらの方が個人的に好きだなぁ。

<02/11/02>

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