「2004年02月」の記事

色即是空

2004年2月4日 / コラム

この映画のDVDを購入した理由は、韓国のDVDとしては珍しく、日本語字幕が入っているし、あまり深く考えないでも見られるドタバタラブコメディーだと思ったからだ。

軍隊を除隊してから大学生になったウンシクは、大学に入って海軍の先輩であるソングクに薦められ体力サークルに入ることになる。
他の人より遅い出発のウンシクだが、出発もしない前に校内一の美人ウンヒョに心を奪われてしまう。
そんなウンシクの心とは裏腹に、ウンヒョに変態扱いされるような事件ばかりが続く・・・

このDVDのパッケージを見ると、エアロビクスをやっている凄く美人のお姉さん達(本当にかわいい子ばかり!)と、馬鹿な男達とのラブゲームという感じの話なのかと思っていたら、本当にびっくりした(^^;
よくこんな映画を韓国で作ることが出来なた~というのが正直な感想。

いや~、ちょっとやめろよ!というシーンが連発するが、男にはお勧め出来る。
かといって、女の子に「日本語も出るから見てよ!」と言いたいところですが、これはよっぽどでないとセクハラですぜ(^^;
僕がよく見ていたテレビドラマに出てくる女の子も脱いじゃってるし、ヒロインの女の子も大股開いて挑発するは・・・

ネタバレになってしまうので詳しくは書けないが、結局男と女はやることやっても、最後は顔じゃなくて心だ!ってことでしょうね。
大笑い出来るけど、やっぱり女の子には見せられない映画でした。

これは日本で公開しても受けると思うけど、どうなんだろうなぁ・・・

<04/02/04>

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南男北女

2004年2月4日 / コラム

お勧め度 ★★★★

この映画を知ったのは、2003年に韓国旅行に行った先のミニシアターだ。
タイトルの意味であるが、昔から韓国・朝鮮では男は南部、女は北部に良い男、良い女がいるという話。
日本に置き換えれば「男は黙っての九州男児」と「おしんみたいに内助の功の色白東北の女」が良いと言うことかな。
旅行先で貰ったチラシを見る限り、韓国の男と北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の女とのドタバタラブコメディーのようだ。
これは是非見てみたいと思ったところ、いつも私が利用している韓国製品を扱っているInternetサイトでDVDを購入することが出来た。

国家情報院長を父に持つチョルスの生きる目的は女だけだ。
夜な夜なナンパに精を出すチョルスは、当然のことながら学校での成績は落第寸前。
中国吉林省で行われている南北合同高句麗古墳発掘団に参加しなければ卒業させないと教授に
宣告されたチョルスは、発掘団に北朝鮮の女子大生たちも加わると聞いて参加を決意するのだった・・・

北朝鮮の女とどうやったら付き合うことが出来るのか?
主人公が中国で知りあったサポーターとともに手を変え品を替え、ヒロインの心を引こうとする健気な姿が笑えるし、自由な世界にあこがれるヒロインの心の葛藤も面白い。
最後の最後に、二人は本当の恋に落ちながらも「南北分断」という現実のため、引き裂かれてしまう。
さぁ、最後は「金正日」の前で・・・

喋るスピードは速くも無く、遅くも無く聞き取りの教材にはかなり良いかも知れない。
ただ、仕方ないことだと思うが北朝鮮訛りと方言は辞書を引いても出てこない物があり、意味を取りづらいところが有った。

「ソナギ(夕立)」という、韓国人の心に根づいている悲恋のドラマが多い中、これは結構笑えるし納得できるストーリーだと思う。
未だ分断されている韓国と北朝鮮を取り扱ったドラマとしてはJSA・シュリ・二重スパイ等が有名だが、「南男北女」もそういう側面を映し出している、一種のロミオとジュリエットみたいな話だ。
確かにお気楽な内容で、そんなことあるか!という映画では有るが、後10数年後は北朝鮮の人もこの映画を見て笑うことが出来れば良いと思っている。

早ければ今年末あたり、日本で公開されるかも知れない。
そうしたら是非見てもらいたいなぁ。

<04/02/04>

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敗者復活戦

2004年2月4日 / コラム

お勧め度 ★★★

 動物を愛する獣医のミンギュにウネが尋ねて来た.。
彼女は、ミンギュの恋人ファヨンと自分の恋人ジヌが付き合っていると言い、復讐しようと提案する。
 しかし、その言葉を聞いたミンギュはむしろファヨンに害を及ぼさないかと心配してウネの後を付きまとう。
ウネはジヌの車をわざとぶつけ、麻酔銃で襲撃したあげく、ジヌを釜山まで追い掛けて騷動を起こす。
 そんな過程で二人の敗者は互いに愛を感じるようになっていく・・・

 タイトルと、冒頭シーンを見ただけで、大体のクライマックスが想像できるかもしれない(^^;

 お互いのパートナーに捨てられた敗者が、色々なドタバタを繰り返して行くコメディー恋愛映画で、ヒヤリングが出来なくても、かなり気軽に見ることが出来る面白い映画だと思う。

 最後も、べたべたのお約束で終わるのだが、そこがまた結構面白かったりする。
 外国に行ってしまうと言う獣医の男を、もう一方の敗者の女が空港まで追いかける。
 だが、彼が今どこにいるのか分からない・・・
 彼女はとんでもない行動を起こし、彼を見つけようとする。
 ついに二人は再開し、お互い抱きしめ合う。
 最後に男が一言告白する・・・

 が~ははは!
 ありえな~い!!!
 でも面白かったです。

<04/08/04>

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テハンノで売春していてバラバラ殺人にあった女子高生、まだテハンノにいる

2004年2月4日 / コラム

お勧め度 ★

 最近は韓国語を勉強している者にとって嬉しいことに、某大型ビデオレンタル店に行くと、韓国映画がかなり置いてある。
 確かに「シュリ」が公開されるまで、韓国映画と言えば「韓国エロス」という位置づけで、とてもまともに取り上げられていなかったから仕方ない。

 昨年末、暇つぶしにレンタルビデオショップに行ったところ、変なタイトルの韓国映画?が置いてあった。

話題騒然、SFエロチカル・カルトムービー
テハンノで売春していてバラバラ殺人にあった女子高生、まだテハンノにいる

 なんじゃこりゃ(?、?)
 しかしながら、韓国語オタクの私としては、とりあえず話題作りのためにも一度は目を通しておかねばならないと、うかつにもそのビデオを手にしてしまった。

 内容はネタバレになっても良いと思うから書くけど、大学路(テハンノ)というところで売春していた女子高生が、その商売をしているところを学校の先生に見つかってしまう。

女子高生「3万円コースしてあげるから許して・・・」
先生「5万円コースで(にや)」

 実はその女子高生、その先生のことを好きだったらしい。
 やり終わった後、女子高生は月を見ながらつぶやく

 タダでやらせるのはあなただけよ。
 倫理の先生にも、生物の先生にもタダでやらせなかった。
 売春婦にとって、つけでやらせるのは売春を卒業することなの。
 私、テハンノから卒業したい。
 月が奇麗よ。
 私、今日身ごもったみたい。

 その先生は3人の手下を呼んで、彼女をバラバラにしてしまう・・・
 バラバラになった女子高生を拾い集める男。
 彼女をミシンで繋ぎ合わせる老婆・・・
 彼女は命令通りに動く殺人マシーンとして生れ変った!

 ハ~~~。ため息が出る。
 まぁ、私も男ですから、ヒロインが裸でいるシーンに興奮したりするんですけど、だからなんなのよ!
 ストーリーがめちゃくちゃなのは仕方ない。
 プサンファンタスティック映画祭に出品しようが、まぁ作る人の勝手ですから。

 まぁ、だまされたと思って見て下さい。
 間違いなく「だまされた!」と思いますから(^^;

<04/02/04>

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