白手

2001年10月20日 / 役に立たない韓国語

 さて、今回はいきなり問題である。
 「白手」とはいったいどんな意味だろうか?

백수 baeg-su 白手

 二文字の熟語は、前者が「動詞」後者が「名詞」であることが多い。
 つまり「手が白い」という意味である・・・
 まだ全然わからないでしょうが。

 この単語を辞書で調べると「白手乾達」が出典らしい。
 つまり「無一文でぶらぶらしている人間」から転じて、プータロウもしくはフリーターと言う意味。
 また「白手」の女性版は「白鳥」と言うそうだ。

백조 baeg-jo 白鳥

 実はこの「白手」と言う単語は別の漢字を宛てているものだと勘違いしていた。
 某雑誌にもっともらしい説明が書いてあったからだ。

 上のハングルは「百獣」とも言い換えられる。
 つまり「百獣の王ライオン」ということ。
 ご存じのように、ライオンの雄は狩りをせず、雌が狩ってくる餌を食べている。
 つまり女性に食べさせてもらっている「ヒモ」ってこと。
 だけどこの意見は凄く「言い得て妙」だと思う。

 「ヒモ」に近い言葉だけど、女性が自分より若い男(男の子と言ったほうがイメージがありますが)の世話をしてあげることを「ツバメ」なんて言うことが有る。
 韓国でも同様に「ツバメ」と言うそうだ・・・と記憶しているのだが辞書を開いてもその様な意味は書かれていなかった。
 確かに先生から話を聞いてノートに取ったのだが、そのノートもどこかに紛れてしまって確認の仕様がないです。
 間違っていたら教えて下さい。

<01/10/20>

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