見積りを出す
2001年11月19日 / 役に立たない韓国語
韓国の女性は美しくなることに余念が無いらしい。
日本の女性より「美容整形」を気軽に受けているらしい。
日本より手術の値段が安いことも有るらしいが、まぶたを二重にする手術を受ける人はごく普通のことらしいのだ。
もちろんこの風潮は「つい最近のこと」であるらしく、元々儒教思想の中では「親から貰った体を、勝手に変えたりしてはならない」という考えだったようだ。
韓国の時代劇を見ると、男でも髪の毛を長くしている人物が出てくるのはこのためである。
さてさて、韓国で「見積りを出す」という表現が有るらしい。
ここまで来て「有るらしい」というと怒られそうだが、一部では確かに通用する表現らしいのだ。
견적을 뽑다 gyeon-jeogeul bbob-dda
何の見積りを出すのかというと「美容整形の見積りを出す」という意味まで含まれているらしい。
一昔前に比べて認知された「美容整形」であるわけだが、やはり「これから整形します」とは言いづらいからなのかも知れない。
先生は「もし整形するとしたら、どこを整形しますか?」という話題になった。
するとクラスメートの一人が「この黒い腹を治したい」と言った。
彼は自他共に「腹黒い人間」と称する人間であるが、私も「オタク」を自称する人間だから良くわかる。
彼は人が言うほど腹黒くは無いようだが、自分をピーアールする一つの表現なのだろうと思っている。
整形手術で人間の性格が直るはずはない・・・
このことから「彼は凄く性格が悪い」と言う意味で「見積りが出ない」とも表現するそうだ。
견적이 안 나다 gyeon-jeogi an na-da
ハラグロ君の答えに、ついさっきまで「見積りが出ない」と言う表現を教えて下さった先生はこんなことを言った。
美容整形でなく外科に行ったほうが良いんじゃない?
お後がよろしいようで・・・
<01/11/19>