最高の朝

■ 外れた天気予報

日本を離れる時、韓国の週間天気予報をチェックしていたのだが、今回の旅行の間は天候が良くないと言うことであった。
週間天気予報によれば、8月28日(旅行二日目)は雨が降ると言うではないか・・・
昨年の旅行もあいにく天候に恵まれず、特に板門店では蒸し暑い中、霧にかすむようにしか北朝鮮を見ることが出来なかったし。
行きのバスの中で、ガイドさんから「板門店ツアーの予約を28日にしました」と聞いた時には、正直言って予定を変更してもらおうかと思ったのだが・・・

目覚まし時計代わりの携帯電話が鳴った。
二日目の朝が来たのだ。
分厚いカーテンが閉められていたので、部屋は真っ暗。
恐る恐るカーテンを開けて見ると・・・

nun-bu-si-da:目が眩む、眩しい!

 


隣は学校

 隣には学校があるのだが、校庭が雨に濡れていることもなく、町並みもとてもくっきり見えた。
うっすら雲が掛かっているものの、天気予報が外れたのだ。
これは嬉しい誤算だった。
旅行を振り返って見ると、これほどよく晴れた日はこの日しかなく、ガイドさんに予定変更をお願いしなくて本当にラッキーだったと思う。

さて、板門店へ行く迎えの車が午前9時40分に到着するので、それまでに軽い朝食でも食べに行きますか。

■ のり巻き屋さん

我々はホテルの周りを、朝からやっている食堂を求めて散策することにした。
去年泊まったホテルの近くにはロクな食堂が無かったが、さすがに都心のホテル(お世辞(^^;)。
この時間から開いている食堂が沢山有った。
さて、どこに行こうか・・・

あまり長い時間さ迷っている訳にはいかないので、とりあえず「のり巻き屋さん」に入ることにした。

 韓国ののり巻きの特徴は、大きく言って3つ有る。
1 酢飯ではなく普通のご飯である。
2 海苔が韓国海苔(ごま油が塗って有り、塩が掛かっている海苔)
3 沢庵(たくあん)が入っている。
と言ったところか。

さて、店の中には一切日本語が書いていない。
一つ一つメニューを翻訳するのも面倒だったので、独断でのり巻きとラーメンを頼む。
野菜のり巻き:1,500ウオン
牛肉のり巻き:2,000ウオンを一本づつ


とにかく安いなぁ

 ちゃんぽんラーメン:2,500ウオン2杯


チャンポンとは言っても、魚介類が入っているキムチ味のインスタントラーメン

 最後に弟夫婦が本場のビビンバを食べたいと言うので、二人前のビビンバ(みそ汁付き)を注文した。
はっきり言って、この店の食べ物は物すごく美味しい物ではない。
ラーメンは完全にインスタントだし。
だけど、韓国庶民の食べ物とはこんなものだ。
どの店に行ってもキムチが沢山出てくると、やはりここは韓国なのだと感じる。
我々兄弟はチャンポンラーメンとのり巻きを少しずつ分け合って食べていたのだが、最後に頼んだ料理がやっと出てきた。
まるで洗面器か!?と思うくらい大きなどんぶりに入ったビビンバの登場だ!


まるで洗面器!

 私の体形を知っている人は、「宣教師は物すごい大食漢」だと思われるかも知れないが、それは過ちである。
私の腹が出ているのはビールの飲み過ぎであって、大量の食料をため込むようにチューンナップされている訳ではない(^^;
チャンポンを半分とのり巻きを少し食べればもうお腹一杯なのである。
だけど、韓国人は朝食を物すごく食べると言う。
それがこのビビンバに現れているような気がする!
ビビンバには大量の野菜とコチュジャン(辛子味噌)が入っているから、大変健康に良い食べ物だと思う。

いきなりヘビーな朝食となり、一同目を白黒させながらビビンバをほお張ることになってしまった。
これだけ食べても、一人400円位。
韓国、恐るべし!

<03/10/04>