軍事境界線

■ 今年も来ました軍事境界線

 一行はいわゆる軍事境界線の上に建てられている「会議棟」に案内された。
昨年は悔しいことに、この会議棟に入って記念写真を一枚撮った直後「後ろがつかえている」という理由で、対した時間この場を見学できなかったのだが、今年はそれなりの時間見学することが出来た。


妹達と憲兵さん

 まぁ、会議棟と言ってもその場で会議の風景が見られる訳ではないので、ふ~んこんなものか・・・と思ってしまうのは少々考えが甘いのだろう。
今回も会議棟の中には2名の憲兵さんが、我々を監視している。
もちろん北朝鮮からの攻撃から我々を守るという意味も有るが、このテーブルの向こう側は「北朝鮮」なのだ。
万が一にでも亡命などされたら大変なことになる。

 
今日もご苦労様!


このブロックが本当の38度線

 昨年も解説したが、会議等の脇には憲兵が立っている。
建物体を半分隠しているのは、北朝鮮から攻撃を受けた時、速やかに体を隠すためだ。
板門店のルールでは、この憲兵さんに話しかけてはいけない。
もっとも韓国語ができたとしても、この憲兵さんは喋ってくれないとは思うが。
また、この見学中は北朝鮮側の憲兵は目撃することは出来なかった。
話しによると、会議棟の中を見学している時、北朝鮮の憲兵が棟の中を覗くこともあるらしいが、そういう特殊な場面であっても手を振ったりしてはいけない。
ことによると、亡命を表明したと取られる可能性も有るからだ。

さて、物珍しいと言えども何も無い会議棟の中に長時間いても仕方がない。
我々はこれから北朝鮮の領土が一望できる「第五哨舎」と、通称「帰らざる橋」を見学するため、移動することになった。

 しかし、上の写真を見ても感じるだろうが、この憲兵さんは物凄いカッコいい格好で立っている。
今年はそうでも無かったが、昨年始めてこの憲兵を見た時、ガンダムに出てくる「ドム」みたいだと思った。
また、ぴくりとも動かない姿をみると「マネキン」人形が立っている様な印象を受けるだろう。
はたして、この憲兵さん達は、ず~~~~~とこの格好で立っているのだろうか?
実は今回大変良いものを見ることが出来た。
バスに乗って会議棟を後にしたとき、私は窓から憲兵さんをずっと見ていたのだが、有る程度バスが離れたところで、あの「ドムスタイル」を解除したのだ。

ことによると、この格好と言うのは、悪く言えば観光客用のパフォーマンスなのかも知れない。


やっと帰ってくれた・・・と思っているのかも(^^;

<04/06/11>