嫌韓流2
2006年3月14日 / コラム
本屋に寄ったら「嫌韓流2」が売られていた。
前作は漫画喫茶で読んだので今回もそうするか、はたまた古本で出るまで待とうかとも考えたが、今回は購入することにした。
作画は前回と同じ方だが、画力・表現力は今一なんですよね…
まぁこの本は内容に価値があるのであって、絵は二の次だから良いんですが、一部漫画チックに大げさな感情表現をしている部分が、この本を軽薄に見せている気はする。
前巻が裏で社会現象になっていたくらい、売れに売れたので二番煎じになるのではと思ったのだが、この手のネタは際限無く出てくるらしく、今回も韓国が抱える問題を、最近の事例を織り交ぜ紹介している。
この本で面白いと思うのは、韓国側の問題だけで終わる事無く、日本人でありながら、日本を内側から骨抜きにしようとしている団体があることを指摘している点。
そして真実をありのままに伝えるべき日本のマスコミまでが、その団体とつながっていることを指摘している点だ。
どこを見ても韓国・韓国人が好きになる話題は書いていないので、それこそ「まだ懲りないのかこの野郎!」と、嫌嫌韓流派の人間に関係者が襲われても不思議では無いし、それよりこの本に関わった人たちの生活が、もっと陰湿な方法で脅かされないかと言う懸念もある。
だが、実際この本が世に出ていることすら、ほとんどのマスメディアが触れていない。
折角「竹島の日」にこの本を出版したのにね…
韓国ブームを面白く思っていない人間が、なんの根拠もない「戯言」を感情的になって書きなぐっているだけなので、そんなものを一々取り上げるのも馬鹿らしい。
無視するに限る。
そういうスタンスをとっている可能性もあるだろう。
私がこの本を読んだのは、日本を非難する韓国を論破するネタを仕入れるためではない。
正直、なぜ韓国が日本に対してこのような態度に出ているかと言う、根本のロジックは非常に分かりやすく、自分なりに理解しているので、どの事象を見ても「またか」と思ってしまう。
逆にその色眼鏡を通して見れば、韓国がいかに正しいか、納得してしまうのだ(←皮肉です。念のために)
かといって、私のほうからこの本の感想を韓国の方求めたり、在日の方にこの本に書いてあるとおりなのか?と質問したりはしない。
あくまでもこの本は作者が見て感じた、韓国の一面を、素直に書いたものであると思っている。
今後も私が韓国の方と触れ合ってゆくさいの参考にするつもりだ。
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