2―1

2006年3月16日 / コラム

 負けた、負けました。
 WBCで日本がまたしても韓国に負けました。
 まだ他の試合結果によっては、日本も次に進める可能性もあるらしいが、メキシコがアメリカに勝つことができるだろうか…


 今回も紙一重の試合だった。
 普段野球なんぞ見ない私ではあるが、そういう試合内容だったと思う。
 アメリカ戦のように誤診もなかったのだから文句を付けようが無い。
 韓国は実力でこの勝利を掴んだ。
 韓国チームは6試合全勝、それが現実である。
 韓国の選手が日本の選手より優れていたのは認めるが、韓国の新聞各紙は、ここぞとばかりに「やはり韓国は日本よりすぐれている!」と書きまくるのだろう。
 正直見ていて気分が良いものではない。(まだそういう記事は見つけていないけど)
 だけどそれは勝った側の特権だから仕方がないですよね。
 日本人の中には今だに韓国を目下の国と思っているも多いと思う。
 だがその考えは過去のものだと改めた方が良いだろう。
 韓国は「野球」で証明してくれた。
 韓国は軍隊を持っているし、徴兵制度も残っている。
 韓国選手の中には、今回の大会で良い成績を出せば、兵役免除(正確に言うと数十日の訓練所生活の後、配備無しでシャバに出る)になるのだから、必死にもなる。
※ 実際、韓国代表チームの中には、軍隊未経験者が11人いて、今回ベスト4に勝ち上がった時点で、兵役免除が検討中という話もある。
 自分の努力が国民の自尊心を充たし、英雄視されただけでなく、結局兵役免除と言う特権までぶらさがっているのだから、そらゃがんばりますよ。
 国がバックアップしている→一億総火の玉だ!(韓国の人口は5000万人弱(^^;)なんて気概でやってるんだから、
ちょっとしたお祭りに参加するより、本業でがんばります
という国が勝てるはずはない。
 いや、今回の日本代表選手はよくがんばった!と思いますよ。
 イチロー選手が「30年間かなわない相手だと思わせたい」と言ったけど、日本に野球が伝わったのが韓国より30年早かったらしい。
 おそらく、イチロー選手はそういう時代背景も含めて発言したのだろう。
 韓国に野球が伝わった頃、丁度日本が朝鮮半島を支配下に入れた。
 YMCA野球団と言う韓国映画にその頃のことが、描かれている。
 前回も書いたが、今回の試合を屈辱的敗退と思うなら、オリンピックのように日本のプロ野球界も自球団の利益ばかり考えず、重い腰を上げるだろう。
 三度韓国と試合ができたなら、もう一つのシナリオも残っているのでしょうけど…
晴れのち曇り夕方から雨

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