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2006年3月19日 / コラム

 同僚から「もしかして韓国応援してる?」なんて質問をされたことがあるが、「基本的には日本ですね」と答えている。
 同僚は「なぜ日本ですとか、韓国ですって速答じゃないんだよ?」と言ってきたが、私は基本的に野球には全く興味はない。
 だ・け・ど…


 韓国選手は優秀であることは認めるが、その周囲の雑音が好きになれない。
 だから日本を応援している気がしている。
韓国は日本に侵略されていた
日本を見ると勝たなければならないと思う

 歴史認識の問題はさておいて、野球というスポーツに「過去の恨み」を絡めている。
 勝てば官軍、神風が吹いたのごとく自国のチームを褒めちぎり、負けたチームをけなす。
 特にイチロー選手に対する反感は、ちょっと子供じみていたので「なんだかなぁ~」って感じであった。
 崖っ淵からはい上がってきた日本選手が、どのような試合を見せてくれるか楽しみだった。
 3月17日には韓国代表選手11人の兵役免除が確定していたので、もしかすると選手達の緊張が切れていたら、もしかして勝てるかな…なんて思っていた。
 一回の表からイチロー選手にブーイングを浴びせる韓国応援団。
バイバイ!イチロー!でかいこと言っておいて、ざまねぇぜ!野球なんてやめちまえ!
 そんな周囲の雑音を蹴散らすように、いきなりヒット!すぐさま盗塁
 今日のイチロー選手、はなから飛ばしていましたね。
 プライドむき出しです。
 二打席目もヒット!またもや盗塁。
 寒気がしましたグッド
 韓国応援団恩ブーイングがひどければひどい程、イチロー選手も燃えてしまったのだろう。
 そのブーイングの中活躍するイチロー選手は、さすがです。
 前半はイチロー選手一人が孤軍奮闘しているかに見えるも、両国ファインプレーが続出する本当に良い試合だったし、またしても投手戦で1点を争うゲームになるのかと思っていた。
 でも、やっぱりイチロー選手だけが気を吐いていたわけではなかったようで、鬱積した気持ちを持っていたのは他の選手も同じだったのだろう。
 王監督の采配がビタビタと的中し、あっという間の大量得点。
 イチロー選手も、おいしいところでタイムリー!
 これにはブーイングを送っていた韓国応援団も青ざめたに違いない。
 今回、デットボールが各チームとも1個ずつあったけど、韓国の方はホームランを打たれた直後で、わざとぶつけたのか?と思ってしまいたくなる。
 逆に、日本のデットボールは韓国選手がよけなかったという印象を持った。
 雨で試合が一時中断になったが、再開してから韓国応援団の音に鐘の音が聞こえ始めた。
 聞きかじりだが、日本国内の応援では鐘の音は騒音の問題から禁止になっている。
 WBCではどうなのか不明だが、もう駄目かもしれないという雰囲気の中で、この鐘の音を出し始めた韓国応援団の心情が伺える。
 日本代表の勝利が決まった直後、私は少し緊張をした。
 もしや、日本人選手が日の丸の旗を持って走り回ったり、マウンドに日の丸を掲げたりするのではないか…
 そんなことをしたら、韓国が逆切れするに決まっている。
 でも、さすがに日本はそのようなことをしませんでしたね。
 勝って兜の緒を締めろ。
 いっそのこと、優勝して「韓国との一戦があったからこそ、我々は優勝できた」なんてことを王監督が言ったらカッコいいんですけどね~楽しい
 大人じゃ~ん、日本ときめき(←妄想です)
 それと、韓国の投手がドービングに引っかかって出場停止処分になっていたそうで、自分はそのことを韓国の新聞サイトで知った。
 韓国の新聞では、
日本のマスコミが○×投手の取材に奔走している。日本が準決勝で負けた時、この選手のことを引き合いにして、難癖つけてくるに違いない。
なんて書いてあったので、「それは韓国側のやり方だろ!」とまた不快になった。
 この話題は一部スポーツ新聞でも取り上げていたのだが、テレビでは全く触れられていないのが逆に不思議。
 仮にドービングが事実であったとしても、日本はチャンスのときに点を取ることが出来なかったし、実際日本のエラーで相手に得点を許してしまった。
 後日判明したドービングの話を出したところで、この試合結果が覆るはずも無い。
 それより、あの誤診をした審判の方が強烈だったのだろう楽しい
 普段野球に興味が無い私であったが、一球一球、一打一打がこんなにも緊張するゲームを見るのは初めてだった。
 韓国とは良い意味でライバル関係でいてほしいと思いました。
雨のち晴れ 強風

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