リカバリーディスク騒動

2006年3月24日 / コンピュータ


 2日前位の話だが、先輩から「パソコンが壊れたから見てくれ」と言われた。
 マシンはSONYのVAIO。


 セレロンプロセッサを使っている一世代程前の機種だが、まだまだ現役で使える。
 ところが、このパソコン、つい先日も調子がおかしくなって、修理に出したばかりだったのだ。
 本人はゲームしかやっていないと言っていたが、これはマシン自体に問題があるのかも知れない。
 だが、大きな問題が一つある。
 この先輩、リカバリーディスク(PCを購入当時の状態に戻すためのCD)を無くしてしまっていたため、前回私もお手上げでメーカー修理にまわしたという経緯がある。
 メーカーに問い合わせをしたところ、「リカバリーディスクの在庫がございませんが、修理に出していただければ対応いたします」とのこと…
 その代金は1万3千円びっくり
 ハードディスクをフォーマットしてリカバリーする代金がですよ!
 リカバリーディスクを無くしてしまった先輩も「指導!」であるが、手数料としてはあまりにもぼったくり過ぎじゃありませんかね?
 今回は、本人が使った記憶の無いExcel関連ファイルが異常を来しており、正常起動ができない。
 そしてチェックモードでの起動も出来ない状態でにっちもさっちも行かない状態である。
 あーだこーだやっていると、先輩がどこかに電話をかけ始めた。
私じゃわからないので、詳しいものと替わります
 どこに電話かけたんだ?と思ったら、VAIOのサポートセンターであった。
センター「どういう状態なのでしょうか?」
私「正常起動しないし、チェックモードでも起動しないので、リカバリーしたいのですがリカバリーがありません。他のOSを入れようとしてもエラーが出ます。それだけです。」
 ようはリカバリーディスクを入手するか、新たにOSを購入するかという問題なのだが、サポートセンターに電話すれば直し方を教えてくれると思ったらしい。
 結局、サポートセンターからは「リカバリーディスクはないので修理に出してくれ」の一言であった。
 電話を切ったら切ったで、この先輩「なぜ電話を切るんだ!修理の予約をすれば良いのに、なかなかつながらないんだぞ!」だって怒り
 この人、パソコンがわからない以前に、なにが問題であるのかが全くわかっていない。
 こういう人はほっぽっておいて、その度に一万数千円を使わせるのも良いかとも思ったのだが、メーカーの対応にも頭が来たので、すぐさまオークションサイトでリカバリーディスクを売ってくれる業者をさがし、注文をした。
 お値段「2500円」である。
 この値段はメーカー修理より遥かに安いが、なぜ安いかは想像にお任せする。
 ということで、本日リカバリーをすることになったのだが、基本OSのリカバリーが終わり、VAIOの独自ファイルをコピーする段階で、どういうわけか途中でエラーが出て止まってしまうのだ。

 それじゃ基本OSの段階で引き渡そうかとも考えたのだが、毎回「リカバリーが終了していません。ディスクを入れて下さい」という表示が出てしまい、とてもうざい怒り
 すると後ろで見ていた先輩が
なんだ、壊したのか!
 本当に、こっちは仕事の傍らやっているのに、なんですかその言い方は!
 続けてその先輩
それだったら、最初から修理に出した方が早かったな!
 メーカーに出して、帰ってくるまで1週間以上かかったのを覚えていないのか?この人は。
 ちょっと頭にきましたが「せっかく、リカバリーディスクを調達したのだから、ちょっと待って下さいよ!」と言って作業続行。
 ふと、思い出して、増設メモリーを外して最初からリカバリーしてみたところ…
 お~!リカバリーできました。
 つまり、
リカバリーするためには買ってきた状態に戻す
ことが必要だということがわかりました。
 しかし、メモリ増設くらいでリカバリーできなくなるシステムにも問題があるのではと考えましたがねぇ。

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