テレビのコメンテーターって…
2005年6月13日 / 宣教師の思考方式
朝起きてすぐ、とりあえずワイドショー形式のテレビを付けると、前日に起こった事件を「解説者」がアーダコーダと解説してくれる。
「基本がなっていない!」
「こういうやり方に腹が立つ!」
「国民はだまっていない!」
「○×の体質を感じる」
腹立たしいニュースばかり続く中で、解説者と言う人が「国民の代表」気分で、実に「勝手な事」ばかり言っている。
ニュースと言うものは客観的な事実を伝えるのが基本だが、ワイドショー形式は放送局ごとに「色」が付けられ、話しが段々と脚色される。
そして、その視聴者が段々と不満を持つように煽動してくれる。
客観的事実を頭に入れた上で、自分なりに事象を判断する心構えをもっているのなら、解説者がどういう方向に国民をあおっているかが見えるはず。
「弱いものにはめっぽう強い」的な言動が非常に目立つ。
その直後…
「鯨が見た~い!!」
ついさっきまで「人の痛みが分からないのか!無能な役人ども!」と、人を散々けなしていたのに、あっという間に雰囲気が一変する。
美人タレントや、アイドル歌手の話題に変わると、今まで目を三角にしていた「解説者」のおじさんの顔が(正確には鼻の下が)デレーンとなる。
なんか朝から欲深い人の品評会を見てるようであるし、マスコミは人の欲望をかき立てる事が仕事なのかな?と考えてしまう。
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