スゴ録分解(4)

2006年4月9日 / スゴ録

 スゴ録君に、カートリッジ式ハードディスクケースをつけるためには、スゴ録君内部のハードディスクケーブルを延長し、外部に配線しなければならない。
 しかし、ハードディスクケーブルというのは高速にデータをやり取りしようと思ったら、ケーブルにまで規格品をつけないと、本来の力を出せないことがある。


 秋葉原を探したが、ハードディスクケーブルの延長コネクタというものは「IDE33」のものしか発見できなかった。
 現在はシリアルATAというものまで出てきたが、すごろく君に入っているのは、おそらくIDE33の上位バージョンである「ウルトラDMA133」のため、延長ケーブルをつけることによってどの位、転送スピードの低下が起きるか実験する必要が出てきた。
※注
IDE33:理論値で毎秒33Mのデータがやり取りできる規格
ウルトラDMA133:理論値で毎秒133Mのデータがやり取りできる規格
 昨日は「おっぱいスライダー1.5」というベンチマークテストプログラムを利用したが、ハードディスクのベンチを取れなかったので、本日は心を改めて、まともにベンチマークテストである見る
 今回250GBのハードディスクを使って色々とベンチマークをとってみた。
 ベンチマークテストはあくまでも目安なので、今回利用したハードディスクのメーカーや、ベンチマークテストプログラムの名称はあえて出さない。
 それぞれの状態で、100MBのファイルをやり取りするベンチマークを、3回ずつとってみた。
UDMA133ケーブル直付け
Read /Write/FileCopy(KByte/s)
54122/44872/2696
54583/47123/2866
56952/46460/2275
——————
UDMA133対応カートリッジに入れた状態
Read /Write/FileCopy(KByte/s)
45253/44271/2754
54583/45816/2925
50393/46460/2823
——————
UDMA133対応カートリッジをIDE33延長ケーブルで接続した場合
Read /Write/FileCopy(KByte/s)
15865/15711/2326
15750/15750/2325
15979/15675/1953

 あちゃ~ショック
 やっぱりかなり減衰するものですな。
 経験的に、転送スピードの理論値の半分しかでないと思っているので、これは上限ぎりぎりというところであろうか。
 でも普段、スゴ録君ではそれほど高画質で録画していないので、この程度の数値でも何とかなるかもしれないと思っている。
 もちろん、録画中に別のタイトルを再生するといった動作を行った場合はどうなるかまでは実験をしてみないと分からない。
 次回は外付けハードディスクケースをつけたらどうなるか?!が目標。
 さて!
晴れ

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