STOP!未成年者飲酒

2006年4月10日 / 宣教師の思考方式


 電車の中吊り広告が目に留まった。
「STOP!未成年者飲酒」ポスター参加高募集キャンペーン

http://www.brewers.or.jp/activity/alco.html


 提供は「ビール酒造組合」に加盟しているという「キリン、サッポロ、サントリー、アサヒ、オリオン」
 まず考えたのが、
なぜビール酒造組合だけのキャンペーンなの?

という、素朴な疑問だ。
 中には焼酎やウイスキーも開発販売している会社も入っているのだし、全ての酒造組合が一丸となってやれば良いと思う。
 まぁ、見た目とスローガンは「ビールだけを未成年に売ってはならない」ということではないので、同じことか。
 上記のWebPageをみると、このキャンペーンは平成17年10月1日からスタートしているらしい。
 約半年準備期間をもって、キャンペーンを本格的に開始したということなのかな。
 今回、高校を対象にポスターを募集するキャンペーンを始めたようである。
 ふと頭によぎったのが、先日発覚した野球部員の飲酒事件のため「プロ野球品評会」に出場できなかった高校のこと。
 あの事件直後にこのキャンペーンをやっていたら、
飲酒→品評会に出場できない!
なんて構図を提示できて面白かったし、タイムリーで良かったと思うのだがどうだろう。
 酒というものは本当に面白いもので、ちょっとした体調の変化や、ストレスの具合によって酔い方も変わってくる。
 酒を飲み始めてずいぶんと人体実験を繰り返してきたが、時々自分でも想像できなかった行動を起こす。
 それが未成年ともなればなおのこと。
 最初は自分の適量もわからないで飲み始めるものだし、そういう未成年達だけで飲むのは本当に怖いと思う。
 中には酒の勢いで気が大きくなり、とんでもないことをしでかす輩もいる。
 良い例が、毎年恒例である成人式の醜態。
 大人の線引きはなかなか出来ないと思うが、法律的に20歳を超えたら今まで無責任だった未成年のときとは違い、なにかことを起こすとテレビに顔が出てきたりする。
 だが、高校を卒業してから20歳になるまでの、約2年間は非常にグレーゾーンだ。
 中には会社に就職して酒の席に呼ばれる場合もあるだろう。
 個人的には、そういう場所で分別ある大人が未成年に酒を飲ましてはいけないと固いことは言いたくない。
 大人が子供に酒の飲み方を教えてやることも必要だからである。
 まぁ、あとほんの2年待てば法律的にも飲める年になるので、それから教えても良いのだけどね。
 酒とタバコは20歳から。
 これに反対はいたしません。
 だけど、背伸びして酒とタバコをやる奴は好きじゃない。
 家の中でタバコをすう奴はまぁかわいいものだけど、制服のままどうどうと「朝の一服」をやっている奴をみると、インターネットで公開してやろうかと思うくらいだ。
 話を戻して、ビール好きの私としては業界団体がこのキャンペーンがどのように発展させるか見守って行こうと思っております。

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