暮らしの韓国語単語8800

2005年7月1日 / コラム

暮らしの韓国語単語8800
 本屋に行くともの凄い韓国語の本が発売されていた。
 今井久美雄先生の「何から何まで言ってみる暮らしの韓国語単語8800」だ。


 一時、冬ソナブームでお手軽韓国語教材が乱発されていたが、ここのところミーハー向けでない、非常に役に立ちそうな教材が、ぼちぼち出て来たなと思っていたが、この本は他者の追従を許さない。
 とにかく、あらゆる分野の単語が網羅されており、特に辞書にはあまり出て来ないような「マニアック」な単語も沢山乗っている。
 以前、エニモというお風呂グッズ(ゴム製の筒を頭にはめて、その中にお湯を入れて頭のつぼを刺激する)を韓国語学校で説明しようとしたとき、「マッサージのつぼ」が説明できなくて非常に苦労した。
 意外に良く耳にしている日本語なのに、韓国語辞書に載っていない、単語はかなり多いと思う。
 ところが、この本にはそのマッサージのつぼまでちゃんと載っている。
 凄い!
 この本は立ち読みするにはかなりつらい。
 750ページの隅から隅まで韓国語であふれかえっており、持ち運びするにはちょっとつらい位の重量が有るのだ。
 だが、これだけの単語を全て習得したとしても、韓国語を完全マスターしたとは言えない。
 例えば、赤ん坊の首が「据わる」だとか、関連単語を考え始めたらまだまだ載せた方が良いと思う単語が出て来た。
 何から何まで韓国語で表現しようと、好奇心おう盛な毎日を送って行くとやはり、今井久美雄先生と同じように、毎日こつこつ自分の単語帳を作って行くしか無いのだ。
※ 昔「首が据わる」を習い、ノートの隅に書いたはずだが、その後全く使う機会がないので忘れてしまった(ToT)
 一通り目を通すのだけでも相当時間がかかると思うが、現時点でこれを超える、生きた韓国語単語をこれだけ載せた本はほかに無いし、韓国語の好奇心を刺激される素晴らしい本なので、是非一度手に取って内容を見てもらいたい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

TOPへ戻る