砂時計

2006年7月19日 / 学校

 仕事が終わり、自宅に戻って仮眠をとる。
 今日は韓国語学校がある日なので目覚まし時計をかけたのだが、どうやら午前と午後を間違ってセットしてしまったようだ。
今日学校行かないの?
という母の声で目を覚ます。
 もの凄くめんどくさい。
 今日一日くらい出席しなくてもいいや…
 このまま寝ていたい。
 もうビールを飲んだって良いじゃないか!
 だけど、それじゃなんだかビールの味が不味くなるような気がした。
 気付けの煙草を一服吸って、身支度をする。


 いつもなら、学校近くの喫茶店で時間調節をしながら予習などをするのだけれど、始業まで15分しか無いし、いつもこの喫茶店で一緒になるNさんも店に来ていない様子なので、まっすぐ学校に行った。
 そういえば、今日担任の先生は、大学の関係で来れないなんて言っていたことを思い出す。
 ちょうど良かった楽しい
 宿題やっていなかったしね(。☆)\(-_-#)
 すると、いつもの担任先生が部屋に入って来た。
 開口一番
宿題は?
すいません、宿題やってません…
 勿論韓国語で言ったのですが、いつもなら事前にメールで送っているのに、情けない話だ。
 そもそも、今回のお題が「教科書に載っている、人の性格に関する形容詞を使って作文を書くように」という、ちょっと創作意欲がわかないものだった。
 さぁ、授業開始。
 相変わらず、少し遅れてKさんが入って来た。
 これで全員集合。
 先週授業が無かったので、先週はどんなことをしていましたか?なんてフリートークになったのだが、あまり先生も突っ込んで聞いてこなかったし、まだ寝ぼけているのか言葉があまり出てこない。
 いや、これは会話能力が錆び付いて来ているのだろう。
 そんな感じです悲しい
 今日は先生がノートPCを持ち込んで来た。
 何を始めるかと思ったら、
:砂時計
という、大ヒットした韓国ドラマの一シーンの聞き取り練習が始まった。
 まぁ、だいたい聞き取れることは聞き取れたのだが、いかんせん時々方言が入って来て、よくわからない部分が有る。
 先生も、そういう部分を取り上げているようだ。
 方言まで使いこなすのは大変なことだが、一言二言だけ知っているのも良いものです。
 砂時計という話は朝鮮戦争が終わった頃から始まるようだ。
 ある優秀な学生が、父親が北朝鮮のパルチザン部隊にいたということで、陸軍士官学校の入学が出来ないばかりか、就職すら出来なくなってしまった。
 悲観した?母親は夫の元へ旅立ってしまう。
 主人公はヤクザになるしかなかった…
 そんなお話らしい。
 砂時計という映画のタイトルは、かなり前からきいたことが有るし、これは凄く良いドラマだよと薦められることもあったのだけど、このドラマを見ても絶対にハッピーになれないだろうという気がしていた。
 だから見る気になれない。
 だが、このドラマを見るとその当時の韓国がいかに混沌として鷹ということがわかり、当時のことを思い出した視聴者から絶大な支持を得たらしい。
 そういう背景を考えながらこのドラマを見ると、ある種の勉強になることは間違いないだろうけどね。
 家に帰って来てからビールをがぶ飲み。
 やっぱり学校に行かなかったことに引け目を感じるより、一仕事終えたような気持ちでビールを飲むのとでは、やっぱり味が違います。
 結構飲みました。
 最近、酒量が多くなって来ているなぁ冷や汗
曇り

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