中華料理 ばんらい
2006年7月24日 / ラーメン・麺類
ラーメン大盛り 500円
我が社の営業の中にはラーメン通が多く存在する。
以前、一時的に営業部にピンチヒッターとして所属していた時、大先輩と一緒に都内をぐるぐる回っていたことが有る。
私が車のハンドルを握っているのだが、先輩はあっちだ!こっちだ!と指示をするだけで、どこに行くのか全くわからないし、教えてもくれない。
まぁ、無口な人だったですけどね。
そして私の食べたいものなど一切おかまいなしに、営業先にある「有名ラーメン屋」で昼食をとることが多かった。
ある日、向かった先は東京の外れにあるとあるラーメン屋。
そこは、私の小学生時代の友人が住んでいた家のすぐそばだった。
その店のラーメンは、今では一部のカテゴリーになった、焦がしネギ醤油味。
こんなところに、美味いラーメン屋が有るとは思いもよらなかった…
ラーメンブログを初めて、あちこちのラーメン屋に立ち寄っているが、あの営業部の先輩と行った店は、車を使ってでは行けないところが多い。
ふと
そういえば、あの店なら簡単に行けるじゃないか…
そう思い、弟に駅まで送ってもらったのだ。
銀行でお金を下ろし、記憶を辿りラーメン屋に行った。
確かこの店だったはず…
店に入ると中年のオジサンが一人で厨房に立っていて、先客の中年男性とあれこれ世間話をしていた。
昼休み時間を少し外れていたが、以前入ったときはもっとお客がいたはずだ…
確かおばあさんが忙しそうにラーメンを運んでいた記憶もある。
店の作りは記憶通りなので、やはりこの店に間違いないはず…
メニューを見ると、明らかに中華料理屋で、あの時のラーメン屋ではないのか?
ラーメンを注文してみたが、出て来たのはごく一般的なラーメン。
焦がしネギ醤油味ではない…
不味くはなかったです。
壷状の網「だぼ」を使わず、大鍋で麺をぐらぐら茹で、網ですくっていました。
ちょっと茹で過ぎという感じはあったけど、大盛りで500円というのはリーズナブル。
チャーハンなんかも美味しそうでした。
だけど、これは美味い!という一線を越えていない感じ。
店を出て、暫くラーメン屋を探しましたが、やはりあの店で間違いない様子。
まぁ、もの凄く美味いという印象は無かったのですが、ネタとしては面白い取材になったかもしれません
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