小泉政権総決算

2006年8月22日 / 戯れ言

 いやぁ~、毎日暑いですね。
 だけど、少しだけ秋が近づいているのか、朝方は非常に気持ち良く寝られます。
 私の部屋には冷暖房の設備が無いので日が昇って来て暑くなると、とてもではないけど寝ていられないので、結局たまの休みでも昼まで惰眠をむさぼることは出来ないのであります。
 今日の朝食は「スガキヤ」の豚骨ラーメンとご飯。
 全く持って、ラーメンばかりの日々であります。
 ワイドショーでは相変わらずスキャンダルにまみれた特集ばかりやっている。
 いったい何を伝えたいのだろう?
 視聴者は何を求めていると感じているのだろう。
 そんな感じです。


 さて、特集の中で小泉政権を振り返る特集をやっていた。
 良くも悪くも、小泉政権は
運が良かった
というキーワードを持って来ていた。
 いわれてみれば確かに神懸かり的に、さまざまな窮地から脱しているようだ。
 時にはライバルが自滅し、時にはイケイケドンドンがトラブル無く終わって胸を撫で下ろしたり。
 最終的に政権の支持率が40%を下回らなかった→国民の支持を得ていたということも、小泉政権を支えていた大きな要因だという。
 あるコメンテーターが、
国民の支持率と党内の支持率
を足したものが高ければ、政権は維持出来るものだと言っていた。
 だから以前、国民の10%の支持しかえられなかった政権でも、党内の支持率が高かったので安定していたなんて話が出て来てぶっ飛んだ。
 まぁ、政治というものは素人の考えが及ばない部分もあるのだろうから、そういうものなのだろうと納得はする。
 コメントの順番は前後するのだが、あるコメンテーターがもの凄く変なことを言っていた。

以前の政権に対しては国民は深く政治に関心を持っており、色々な見方が出来ていたが、今の国民はわかりやすいものばかり求めている。
それこそ誰かが決めてくれることを望んでいるようだ。
だから小泉政権の支持率が40%あると言っても、もっと低く考えねばならないのではないか。

 ようは、小泉政権を支えている国民は馬鹿ばかりなので、支持率はそのまま評価に値しない、虚構のものだと言いたいようだ。
 さすが、六本木放送局拍手
 国民に政権への不信感を刷り込むことを忘れていません。
 続いても国民の不信感を煽るような特集。
 各省庁の長官クラスにあてがわれている「公邸」がもの凄い無駄だと言う特集だ。
 番組内では、この公邸を旧社会保険庁が作った、採算の取れない娯楽施設と同等に扱っている。
 国民が安い給料を搾取されて働いているのに、なぜお役人がこのような豪邸に住むのか?
 都心の一等地に何百坪もの広さを持つ公邸が必要なのか?
 ここを売却してマンションを建てれば、年間数百億円もの利益になるのに…
 目先のことばかりですね。
 本当に。
 これらの公邸は、バブルの時に作られたのではなく、昭和の時代に作られたものばかり。
 バブル経済とは無縁のものだ。
 そこに現在の資産価値を持って来て、
これだけお役人は無駄遣いをしている!
と国民を煽る。
 そっちの姿勢の方が浅ましく思える。
 ただし、やはり維持費というものはそれなりにかかっているわけで、その部分だけは今後なんとかしないといけないだろうとは、お役所も考えているようだ。
 だけど、古いものをぶっつぶしてマンションを建てれば良いとか言う、目先だけの皮算用をするのは、経済行為だけ考えている浅ましい人間の考えだな。
 紹介された数々の公邸は、どれもすばらしい作りのものだった。
 これは絶対に維持した方が良いと思う。
 今、同じものを作ろうとしても絶対に無理なのだから。
 それじゃどうしたら良いかって?
 マンションおっ立てますか?
 だけど、これだけの土地にマンションを造っても、よほどの金持ちしか住めないと、ぼんやり示唆していたじゃないの。
 番組の中でさ。
 一部の金持ちのために、現在確保しているすばらしい建物をぶっ壊すのは勿体無いということです。
 あくまでも私の意見ね。
 それなら、本当にその価値がわかっている金持ちに丸ごと買い取ってもらい、そのまま使ってもらった方がなんぼかましであるきがする。
 金を持っている諸外国の大使公邸に使ってもらうのはどうだろう。
 ものの価値というものは色目だけで見ていてはいけないと思います。

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