オムライスにびっくり!


 韓国旅行最終日、我々は南大門市場にお土産を買いに行った。
 地下鉄に乗り、南大門市場に最も近い「フェフョン」という駅で降りる。
 朝ご飯がまだだったので、南大門市場近くの食堂に入ろうとしたのだが、先輩は韓国料理が口に合わないらしく、またしてもファーストフードに行きたいと言い出した。悲しい


 せっかくの外国旅行じゃないですか!
 なぜ日本で食べられるようなものを食べたがるんでしょうかね?
 先輩曰く、
こういうのをお茶漬け症候群と言うのだよ
と言っていましたけど、日本人が受け入れられないような韓国料理は非常に少ないと思う訳でして、半ばいやがる先輩を連れて、激安韓国食堂に入ることにしました。
 この店はチェーン店らしく、3年前兄弟と一緒に韓国旅行に行った時にも利用したことがある。
 店の作りやメニューが全く同じで、南大門市場を回っていた時も、2件くらい目にしたくらいどこにでもある店のようだ。
 海苔巻きが一本1,000ウオンから始まり、単品で最も高いものでも5,000ウオン。
 2人前のビビンパ(洗面器みたいな器に入ってきます)でも7000ウオンという安さな訳ですよ。
 これぞ庶民のお店という感じでございます楽しい
 適当な席に着いて、何を食べようかと話していると、店の女店員(以後アジュンマ)がやって来て、
日本人ですか?
と韓国語で聞いて来た。
 私は韓国語で「そうですよ!」と言ったところ、アジュンマは変なものを持って来た。

 料理の写真が載っているが、値段も料理名も書かれていない(-“-)
 要するに、食べたいものを指差しして知らせろ!ということなのだろう。
 私は韓国語が読めるし、メニューを見てもどんな料理か想像出来るので良いのだが、先輩にはちょうど良いメニューだったに違いない。
 先輩は何を頼んでよいかわからないらしく、結構迷っていたようだ。
 その間、アジュンマは店の入り口で海苔巻きを切ったりしていた。
 このアジュンマは、ちょいと良いお年なのだが、ジーパンに黒いシャツを着ていて、結構かっこいい。
 でも頭はアジュンマパーマである

 私はこの店でもソルロンタンを注文。
 だって4000ウオンだったんだもん!
 安くて良いじゃないですか!
 そしてサイドメニューで韓国海苔巻きを一本(1,000ウオン)を注文した。
 さて、先輩の方だが、なんと洋食を注文したではないか!
 オムライス?
 そんなメニューあったか?
 後から調べたら、確かにメニューに載っていた!
 3500ウオンだったらしい。
 こういう庶民の店でも、付け合わせでちょっとしたキムチやナムルが出てくるのがうれしい。
 先輩の注文したオムライスにはみそ汁がついて来た。

 どんな味なのか、後から先輩に聞いてみようかと思いつつも、写真を撮るのを忘れてソルロンタンを汗かきながら食べていました。
 すると先輩が、無言のアピール…
 なんだ?

 先輩が指差したのは、オムライスの中身。
 ただの白ご飯に薄く焼いた卵を巻いているだけ!
 先輩は必死になって食べていたけど、結構な量があったようだ。
 後から聞いたら、お茶碗2杯分くらいのご飯がつめられていたそうだ。
 ソルロンタンが食べ終わるころ、そういえば海苔巻きを注文したことを忘れていた。
 正直、ソルロンタンだけでお腹いっぱいになっていたので、海苔巻きは注文しなくてよかったかとも思ったのだが、日本の海苔巻きとの違いを先輩に教えてあげようと言う意味もあったので、少々悩んだ。
 アジュンマは厨房で何やら作業をしているようだが、さっきまでアジュンマが海苔巻きを切っていた出入り口を見たところ、お皿に載った海苔巻きが置かれているではないか!
 アジュンマ、完全にオーダーを忘れている様子である。
 こういうとき、日本人はどう対応したら良いのだろうと悩むかも知れないが、食べたければ勝手に持って行けば良いのである。
アジュンマ!これさっき頼んだ海苔巻きでしょ!
 厨房の奥から「あらごめんなさい!」と言う声が聞こえたので、間違いない。

 韓国海苔巻きはもの凄くシンプルな食べ物である。
 今回頼んだのは「元祖海苔巻き」というさらにシンプルな海苔巻き。
 韓国式の漬け物を白ご飯と韓国海苔で巻いただけ。
 だけど、そこに日本の海苔巻きとの違いがあるのだ。
 韓国海苔には塩味がついているし、ごま油の香りもするので、日本の海苔巻きとやはり違う食べ物。
 こういうものを先輩に味わってもらいたくて頼んだのだが、オムライスのボリュームに負けて、全然食べられないという。
 残念ですね悲しい
 先輩何やっているんだか。
 でも、韓国式オムライスなんて想像したこと無かったので、私は私なりに勉強になりました。
※ 後日、先輩と話をしたところ、オムライスの中身は単なる白ご飯ではなく、油でちょっぴり炒めたたご飯だったらしい。
 それとグリンピースが2、3個入っていたということなのだが、これが完成品なのであるかは不明である。

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