久しぶりの牛丼

2006年10月3日 / 戯れ言


吉野屋牛丼大盛り 480円
 つい最近、吉野家が牛丼を復活させたらしい。
 1日だけのお祭り騒ぎには、とてもではないが並んでまで食べる気力は無かったのだが、月の初めに数日間だけ、また牛丼をやるという話を聞いていたため、久しぶりに食べに行くことにしました。


 店に入ると、お客で一杯。
 まだ12時をちょっと過ぎたくらいだから、店の外まで行列を作っていないのが幸いだった。
 お弁当を買い求めに来ていた人が5人くらい、店内で牛丼を食べようとしている人が3人くらいであまり待たずに食べられそうだった。
 5分もしないでカウンターに座ることが出来た。
 だが、店の人はパニックを起こしていた。
 牛丼が無くなってから今日まで、これほど忙しいことはなかったのだろう。
 店員さんに全く笑顔がないショック
 それどころか、太ったお姉さんに至っては、ヒステリーを起こしている感じで、お弁当の注文を受けるときももの凄くつっけんどん。
 そう言う状態にも関わらず、一見して頭がいかれているような、半プー太郎みたいな人間が
牛丼っていくらなんですか?
なんて質問をするもんだから、太ったお姉さん、切れかかりながら
ここに書いてます!!!!!!
と、カウンターにおいてあったパンフレットを一度だけ指差し、再び牛丼運びに専念。
 半プー太郎は、結局牛丼を頼まないでお店の中を素通りして帰って行きました。
 牛丼をやっている時は、豚丼などのメニューは全て無くなるらしいですね。
 それと牛丼も特盛りは無くて、大盛りと普通盛りのみ。
 それを知らないお客が
え~っと~、並弁当ツユダクで二つと~、特盛りふた~っつ
なんてオーダーをすると、これまた太った姉さん、お客を見もしないで
特盛りはありません!
と切れまくり。
 お客の姉さんも、何言われたかよく聞き取れなかったようで、そのまままた暫く経ち酸くしておりました。
 一方カウンターの方は…まだお茶が出てこないし、オーダーをとりにくる様子も無い。
 正直、店員さんがパニックを起こしているのを観察するつもりでした。
 もう一人、カウンターを担当していた中年のおばさんがいたのだけど、この人ももの凄いパニックを起こしていた。
なぜこんなに忙しいのに、普段と同じバイト料しか貰えないの!
と思っていたことだろう。
 この人は、とにかく三歩歩くとオーダーが分からなくなるので、牛丼を両手に持って
大盛りご注文の方~
とうろうろしてばかり。
 注文人が手を挙げて申告するわけだけど、先に注文した人が「こっちが先だよ!」と文句を付けたりするのだけど、そんなことはとても神経を舞わせない状態でありました。
 それでもって、私のようにまだオーダーを受けていない人がどれだけいるかも全く把握出来ない状態。
 ミスオーダーをしたらしく、わずか10分間のうちに、2杯程厨房に戻ってしまったどんぶりもあった。
 勿体無いねぇ。捨てちゃうのかしら…
 やっと目の前に出て来た牛丼です。
 松屋とかでは牛丼(松屋での名称は牛飯)は食べることが出来たけど、やっぱり吉野家の味の方が好きです。
 やっぱり脂身の味が違うのだろう。
 だけど、一度に大量のオーダーが来てしまう「牛丼祭り」では、煮込みが足りない感じがしましたね。
 タマネギもシャキシャキしていたし、肉はちょっと硬め。
 大盛りを頼んだのに、普通盛りくらいの具しか載っていないのがちょっと不満。
 一日に供給出来る量が限られているので、極力少なくしているのだろうなぁ。
 「早い、美味い、安い」が牛丼のキャッチフレーズ。
 一時は、不景気の中、サラリーマンは毎日のように280円(だったかな?)の牛丼ばかり食べていた訳で、サラリーマンの見方だった食べ物だったはず。
 ゆっくりとは言わないまでも、もう少し安心して食べられるようになったらまた食べたいと思います。

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