あちこち痛いです
2006年10月5日 / 戯れ言
運動不足というものは、ちょっとやそっとでは解消出来ない。
そうは思っていていも、毎日駅まで20分くらいかけて歩くくらいしか、運動したいと思わないんですよね
出勤途中に甘い缶コーヒーを飲んでしまいます。
突然ではありますが、今日剣道の試合に出ることになってしまいました。
まぁ、レクレーションみたいな物だし、毎日めちゃくちゃ稽古を積んで来た訳でもないので、勝ち負けは最初から考えてませんでした。
5対5のトーナメント方式。
相手は数年前まで一緒に仕事をしていた年上のオジサン。
ところが、どっこい、こっちもとっくの昔にオジサンになっている訳で、10歳くらい若いと言っても、運動能力はドングリの背比べなんですよね
だけど、こちとら昔はそれなりに稽古をしたことがあるという自負があるじゃないですか。
オジサンなんかに負けられない!なんて思っちゃう訳ですよ。
さて、試合開始です。
お互い気合いを入れて構えます。
相手のオジサンは、全然動きません。
いや、私の方も動けません。
両方オジサン剣道やってます!
自分たちの前にやっていた、若い人達の試合は、シャモの喧嘩と呼ばれるように、がちゃがちゃと間合いも取らずに打ち合っていたのだけど。
こちとら遠い間合いから踏み込める程瞬発力がないし、がちゃがちゃ打ち合ったら、すぐに息が上がってしまうのが分かっているので、お互い隙を狙っているのですよ
剣先と剣先が、制空権を争って何度か軽く触れ合った次の瞬間!
私の竹刀が、相手の竹刀の合わせ目を通って20センチ程貫通しました。
おそらく、私が面を打とうとしたのと、オジサンが小手を打とうとしたタイミングがピタット合ってしまったのでしょうね…
オジサンの竹刀の手入れも悪かったと思いますけど…
この時点で、正直言って先日立ち会った若い女の子より、このオジサンの方が強いことが分かりました。
オジサン恐るべきデス!
竹刀を点検してから、再度開始線へ戻り、先生の「始め!」の号令が入ってすぐ、私はオジサンに小手をとられてしまいました
私はからだが小さい方なので、面打はあまり試合では使わないんですよ…
姑息な小手とかが得意だったのですが、それを先にとられてしまいました
二本目が始まって、私は
昔覚えたインチキ技
を何本か試したのですが、全然体が動かないので、あっさりオジサンにかわされてしまいます。
姑息な技は、体が動く時でないと駄目なんですね~
体、動かねぇ~
と大声で愚痴をこぼしたら、周りから爆笑されてしまいました。
体が動かないのはお互い様なので、それからは単純な技の応酬になりましたが、時間が経つにつれ、さすがにオジサンの動きが鈍くなるのが分かりました。
双方、打突が決まらない状態ですり抜けた後、振り向き様に疲れたオジサンに面を入れたら入っちゃいました。
三本目も同じように、振り向き様、タイミングを逃さず面を入れたら、なんと先生が取ってくれました。
浅いうち込みだったのですが、気合いでアピールしたのが良かったのでしょうね
試合が終わってから、体中、痛いこと痛いこと
わずか3分間弱の試合の中で、十数年前、体に叩き込んでいた動きが出たのですが、その動きに今の体がついて行かない訳ですよ。
昔のあの動きを取り戻したい…
そう思ったりしますけど、他にやることも沢山あるので、当分自分の体をいじめるのはやめておきます
コメントを残す