個性的な韓国語学習教材
2007年2月9日 / コラム
ちょっと早い昼休み、本屋立ち寄り、韓国語関連の本が置かれているコーナーに行ってみた。
韓流ブームは既に過去のものになり、韓国語関連コーナーは一時期に比べるとかなり縮小されてしまった。
ところがここのところ立て続けに新しい学習教材が発売されていたのでビックリした(^_^;)
韓流イケメンスターの追っかけおばちゃん達のための初級編でなく、どれも真面目にコツコツ勉強を続けている学習者以上むけの教材なのが嬉しい。
大人のための韓国現代童話集1、2 アルク社(各2300円税別)
韓国語ジャーナルのパーソナリティ「林周禧」さんによる韓国童話の朗読を聞きながら、ヒヤリングと韓国文化に触れる。
この本を購入したわけではないが、林周禧さんの美しく正しい韓国語はヒヤリングには最適だと思う。
短い童話はハングル表記と日本語が左右に対話式になっていて、重要単語の説明もある。
気軽に楽しむのも良いと思うが、これを教材にする韓国語学校もでてくると思います。
韓国語クロスワード 国際語学社(1200円税別)
こんな本まで出るなんて、本当に驚きました。
一問は縦横5、6個の穴埋めなので初級者の力試しには言いかも知れません。
ざっと見た限り、ネイティブが唸るような珍問奇問は載っていないけど、韓流スター編だとかジャンル別の問題になっているのも面白いですね。
こう言う教材が出てくる環境が嬉しいのですよ。
掟から寝るまで韓国語表現ドリル アルク社(2200円税別)※CD二枚組
朝起きてから寝るまでの独り言から始まり、一日二頁15センテンス程度をとにかく丸暗記してしまおうと言うスタンスの教材。
1ヶ月半で韓国語がマスター出来る!って書かれてもねぇ。
一度覚えたことを忘れない人だったら良いんですけど。
ルビはふられておらず、ハングルの読み方の説明も無いので、最低限の学習をした人が、独学で語彙や表現を増やして行くには良い教材だと思います。
しかし、このての教材、特にCD付きの教材は高いですよねぇ。
需要と供給の問題で、値段が高くなってしまうのは分かるのですが、出来ればもう少し安いと買いやすくて良いのですがね…
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