魂麺まつい

2007年2月16日 / ラーメン・麺類


白とんこつ 780円
 三軒目のお店を探してうろうろ…
 らーめん国技館は一つのフロアーに中心に六軒のラーメン屋が円を描くように配置されていて、各店の若い衆が、元気よく呼び込みをやっている。
 楊枝を口にくわえながら券売機の前でメニューを選んでいると、
これが我が店でナンバーワンです!
とか薦められるのだけど、こちとらトッピングには目をむけず、一番安いラーメン、すなわち店で一番基本になっているラーメンを探しているのであります。
 よし決めた!
 三軒目も豚骨ラーメンだ!


 自分でもよく食べられるなと感心します。
 このらーめん国技館では、各店の味を楽しむために、ミニラーメンが用意してあるそうだが、一杯600円から650円。
 しかし、ミニラーメンは一つの味しか提供されないので、目星をつけたラーメンをチョイスすることが出来ないのが良くないです。
 あと100円ちょっと足せば、良いのですから(^^;
 さて、スープを一口。
 トンコツだが、魚介系とのダブルスープ。
 店員には黒トンコツみたいなものを勧められたのだが、そちらはマー油というものを沢山入れているらしい。
 今回頼んだのは店でも一番ラーメンだったが、こちらにも少しだけマー油が入っているようだ。
 味は「拉麺帝国」のように豚臭さはない。
 だけど、ダブルスープというのはどこでもやっていることなので、これはブレンドの仕方がものをいう。
 よく言えば外れはでないものの、個性を出すのも難しいのであります。

 平打ち細麺はちょっと固め。
 麺の固さ指定を聞かれなかったので、これはこの店のスタンダードなのかも知れない。
 いや、もしかしたらですよ…
 このらーめん国技館の店員さんは、明らかに中国人ばかり。
 店の方でも細かい教育を行っているかどうか分らないけど、もしかしたら単にラーメンのオーダーを取り、ラーメンを運ぶだけのバイトさんなのかも…
 まぁ、何も言わずに出すラーメンというのは、お客さんに
ウチのラーメンはこういうものだから!
と自信を持って出していると考えた方がポジチブなのかもしれません。

 トッピングは叉焼一枚とシャキシャキのモヤシ。
 叉焼は硬めではなかったものの、やはりラーメンの味としては貢献していない感じ。
総括:やっぱりここの店のラーメンの完成度はイマイチ。
 不味くはないのですが、また来たいというインパクトに欠けますねぇ…
 マー油が沢山入った「黒トンコツ」になるとまた違った味になるのかもしれませんが…
 なんだかんだ言って、ラーメンを一口すすった時に、私の中で勝負は決まると思っています。
 味に一体感があるかどうか。
 この店にはありませんでした。

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