アル中ハイマー

2007年3月17日 / 

 馬鹿親父が月に一度の定期検診のため、私だけお留守番。
 久しぶりにスゴ録君(初号機)のビデオチェックしたら、深田京子とミッチーが主演している「私の頭の中の消しゴム」が入っていた。
 まだ韓国語版「私の…」も見ていないのだが、冒頭の30分くらいを見てしまった。
 結末が分かっている作品だけに、安心して見れましたけど、日本でも韓国的純愛悲恋ドラマが受けるようになってきたんですかね。
 あ、いや、もともとこのドラマの原作は日本のものだったことをすっかり忘れておりました。


 去年一緒に韓国に行った先輩から誘われて飲みに行った。
 先輩と知り合って、かれこれ20年近くなる。
 部署は違うものの、一緒に長期派遣に行ったりと、着かず離れずといった仲だ。
 数年前は半年に一度くらい飲みに行く程度だったのに、やはり一緒に韓国に行くことになってからは、数ヶ月に一度くらい会っているかな。
 特別共通の趣味があるというわけでもないのに、かれこれ五時間くらい飲みながらたわいの無い話をしていた。
 よく話題が尽きないと思うし、時間が経つのが物凄く早く感じられる。
 お互い気が合うのでしょうね。
 高校時代の友人たちや、探偵との飲み会とは又違った切り口のお話が出来るので面白いです。
 さて、今回先輩とあれこれ話し合っているうちに、
最近、昔の記憶がおぼろげになってきた…
なんて話題になった。
 先輩と一緒の職場にいたときの話をしようと思うのだが、私は最近人の名前を聞いても誰の事だかさっぱりわからない。
え~と、あれ、あれ、なんだっけ?ほら!?
みたいな話が永遠と続く。
 私よりひどくないものの、先輩も似たような症状が出ているそうだ。
 おたがい、どうしちゃったんですかね?
 極めつけは、私が先輩の家に遊びに行ったときの話になった。
 間違いなく、先輩の家にお邪魔した事があることだけは憶えている。
 先輩の実家は、当時ガソリンスタンドを経営していて、その時私が乗っていた車にガソリンを入れてもらった光景だけは憶えているのだが…
先輩:なんだか、荷物を運んで貰った気がするんだけど…
私 :だけど、その時先輩も車持っていたじゃないですか…
先輩:故障かなんかしていたのかなぁ…その時、お袋か兄貴に会っただろ?
私 :…会いましたか?
先輩:その時乗ってきた車は赤かった気がする。
私 :赤い車は実家の車ですよ!なぜわざわざ実家の車で行ったんですかね?
先輩:さぁ…、どうして行くようになったのか…(-“-;
 「私の頭の中の消しゴムの主人公」は「若年性アルツハイマー」と診断されたが、私たちの場合
中年性アル中ハイマー
なのかな?
 自慢するわけじゃないけど、私は昔お付き合いしていた彼女の名前や顔すらまったく覚えていないんですよ。
 大切なのは現在と未来だ!!ってことですかねぇ…
 いや、まじめな話、つい先日カタカナの「も」の字が出てこなくなって、携帯電話で変換した時は「来る所まで来たか…」と思いましたよ!

“アル中ハイマー” への1件のコメント

  1. 奥戸商会 より:

    新聞のラテ欄に書いてあった”あおりコピー”に『大ヒット韓国ドラマついにドラマ化!』なんて書かれていたのですが、元ねたである『Pure Soul~君が僕を忘れても~』は元々同じ読売テレビ系列のドラマだったんですよね・・・

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