博多天神

2007年4月17日 / ラーメン・麺類


ラーメン 500円(替え玉100円)
 何度か入ったことのある、とんこつラーメン専門店らしき店。
 都内にも数店舗存在しているチェーン店だと思われる。
 正直、何度食べても美味いと思わないんだけどね。
 値段が安いし、替え玉も無料(無料券が必要)なので、お腹と懐には優しいと言えなくもない。


 店の前には「替え玉一個無料券」なるものがあるはずなので、必ずゲットしてから店に入ろう。
 店員がこの券を客から受け取り、ある程度枚数が集まると、店の前の無料券置き場に戻しているのがわかった。

 つまり、実質「替え玉サービス」は券がなくても、店員の裁量でできるはずだ。
 だが店の人間は「店の前にある替え玉無料券をご利用下さい」なんてことは言わない。
 私が店に入ってから無料券の事を思い出して、看板の辺りをチョット見渡したのだが、直ぐにラーメンが出て来てしまい、無料券が何処に置いてあるのかわからなかった。
 この店のラーメンはトンコツ一本のみで、その他はメンマなどのトッピングバリエーションである。
 批判的なことばかり書いているが、500円で食べられるラーメンとしては、そこそこ努力の跡は見られる。
 基本的なトッピングとして、海苔、キクラゲ、ネギ、ウズラのゆで卵、叉焼まで入って500円というのは確かに安い。
 この他に、無料で胡麻や紅ショウガ、辛し高菜、おろしニンニクと言った調味料系のものが入れ放題だ。
 無料替え玉券を使えば、替え玉が一つ無料なので、そこそこお腹の足しにはなる。
 問題はスープだ。
 豚の死臭がするトンコツラーメンとは正反対。
 まるで豆乳がベースになっているような、真っ白でアッサリトしたスープ。
 少しとろみは感じられるが、ちっともとんこつっぽくないな…
 店の前には「2005年のラーメンマニュアル本に紹介されました」みたいな看板が掲示してある。
 もしかしたら、この本に取り上げられた後、利益率を上げるために味を薄めたのか?!
 トレビア的な突っ込みなのだが、最近テレビドラマになったレストラン漫画「バンビーノ」の一巻で、博多出身の主人公が渋谷でラーメンを食べるというお話が出て来る。
博多じゃ300円くらいのラーメンが500円もするのか!?
しかも味が薄い

みたいなことを言う。(うろ覚えです)
 おそらく、主人公はこの「博多天神」に行ったに違いない(^^;
 店の中には色々な宣伝文句があふれていて、
都内一のスープ濃度
だってさ!
 そんなの嘘だよ!と、いつも食べる前から分かりきっていたんだけどさ…
 そう思いながらも替え玉を注文!
 あっという間に茹で上がり、目の前に差し出されます。
 お腹はそこそこふくれたけど、心が満たされません…
 仕方ない、最初からそんなこと分って入ったんだからね…
 さて、お代はいくらになったでしょう?
 私の目の前には店員さんがいます。
 一人は、客から受け取った無料券を店頭に置く作業をしていた、中年女性…
 そして、ラーメンが出てくる直前、私が無料券を探している動作を見ている厨房の店員…
ラーメンと替え玉!
600円です
…お金を払う時、 
表の無料券を使ったことに出来ないの?!
って言えば100円サービスになったかも知れないのかなぁ…
 無料券を店員に渡さなかったのだから、そんなの当然だろって?
 そりゃ、当然かも知れないが、何だか納得行かない…
 周りの人を見ていたが、替え玉無料券を知ってかしらずか、替え玉料金を払っている人も結構いたなぁ…
 ただでさえ安いんだから、食えれば細かいこと言わないってことか?
 これだけ美味しいラーメンなのだから、いつも替え玉無料にして貰うのは、職人さんに失礼だと思っているのだろうか…
 もう一度書こう。
 このラーメン屋に入る時は、替え玉無料券を持って入る事を忘れずに!

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