一風堂(2)

赤丸かさね味　850円
　今日は一風堂さんにおじゃましました。
　なんでも平成２０年に入って、味を一新したのだとか！
　期待に胸が膨らみます。

　実を言うとですね、５年程前に一風堂の豚骨ラーメンを初めて食べたとき、もの凄い衝撃を受けました。
　豚骨ラーメンて、こんなにも美味しいものだったのか！と。
　これは本当の話なのですが、一人で一週間連続でこの店に通ったくらいです。
　ところが部内異動などが有り、一年近く一風堂に行かなかった時期が有ったのですが、久しぶりに食べた一風堂の味は、なんとも素抜けたような味に感じました。
　自分の舌がおかしくなったのか？
　真剣に悩みましたよ…(-“-)
　その日の体調や、店のスープの出来具合によって、ラーメンの味は微妙に変わります。
　ですがその後も、何度か一風堂に足を運んだものの、どうしてもあの最初の感動は味わうことはできず
これは一風堂の味が落ちた
と結論づけたんです。
　丁度空前のラーメンブームなどが有り、一風堂も店舗拡張をやっておりました。
　数年前には創始者がラーメン選手権のようなものに出て、優勝したことも有る訳ですが、ちょっと天狗になっていたのかも知れません。
　名前が売れれば店に客が来る。
　とりあえず売れれば良いかなって感じですかね(-_-#
　前振りが長くなりましたが、今回は味のリニューアルという話です。
　一風堂には
白丸元味
と
赤丸かさね味（旧：赤丸新味）
があります。
　さて、どちらを頼むかって話ですが、ここは男らしく
赤丸と白丸！
白丸は後から持って来て(^^;
で決まりです。
　替え玉かよっ(。☆)＼(-_-#）
　さて、ちょっと待ってまず赤丸が来ました。
　スープをまず飲むと…
美味しい＼(^o^)／
　５年前の感動が蘇ってきました。
　そうですよ！この味こそ５年前私が感動した一風堂の赤丸です。
　フランチャイズが進み、各店舗に大量生産の素抜けたスープが客の足を遠のかせていたのでしょうか。
　やっと原点に立ち戻ろうという気になったのかも知れません。
　これは本当に美味しいです。
　何が美味しいかって？
　よくわかりませんが、良くできた味です(^^;
　もう少し説明をすると、ベースの豚骨スープが少し濃いめで、マー油と呼ばれる焦がした油のようなものが掛かっていて、味に香ばしい深みを増しています。
　真ん中には「うまみ玉」と呼ばれる唐辛子ペーストが少し乗っていますが、強烈に前に出ること無く、良い隠し味になっていると思います。
　めずらしくニンニクを入れないで食べてしまいました。
　それだけ味が深いということでしょうか。
　長浜系の一本槍の濃い豚骨とも違って、複雑な味のコラボレーションがバランスの良いスープとしか言いようが有りませんね。
　細麺にも良く合います。
　これはまた来ないと行けなくなりました！
ビバ一風堂＼(^o^)／
白丸元味に続く