MacOS10.5を導入

2008年3月7日 / コンピュータ


 日常使っているパソコンのOS(オペレーションシステム)を入れ替えるのは、非常に勇気のいることである。
 特にこれと言った不具合があるわけでもないし、原因不明のフリーズが多発している別けでもないのだが、趣味でパソコンをいじっている人間としては、新しいものに手を出したくなるのが性ってものなのであります。


 何ヶ月か前にMacOSがメジャーバージョンアップしてバージョンが10.5になりました。
 このOSをAppleではLeopard(レオパルド)と言っています。
 ジャガー→パンサーと来て、またしてもネコ科の動物系の名前を付けたようです。
 長いことパソコンをやっているとバックアップの重要性を痛感するときがあります。
 特に最近はハードディスクの大容量化が進み、大量のデータを1つのハードディスクに保存することができるようになりました。
 逆に言うと、一度そのハードディスクが壊れてしまえば、大量のデータが電子の世界へ消えてなくなってしまいますから…
バックアップメディアへデータを保存しておけばよかったのに…
と嘆く貴兄も多いことでしょう。
 ネットで集めたあんなお宝映像はもう手に入らないじゃないの!とかね(。☆)\(-_-#)
 今回MacOSのメジャーバージョンアップの目玉として
Time Machine(タイムマシーン)
という自動バックアップシステムがOS標準の機能になったそうで、私もこの機能を使ってみたくて導入を決定しました。
 購入して来たOSのDVDディスクをMac miniに入れ、インストールを開始しました。
 ところが、原因は不明ですが起動ディスクに指定してあるメインのハードディスクが認識されません…(-“-)
 もしかしたらハードディスクに不具合が有るのかと思って、ディスクのチェックをしたところ、特に問題がないと言う判定。
 もう一度OSのインストールを開始したところ、メインのハードディスクは認識されたものの、今度は
このディスクにはインストールできません
という、またしても原因不明の判定が出ました。
 もしかしたら、メインディスクのフォーマット形式がおかしいのかと思ったので、三度目はメインディスクをフォーマットするつもりで再挑戦しました。
 そうしたら、何てことは有りません。
 ハードディスクを再フォーマットしなくてもインストールが開始されました。
 なんだったのでしょうかね?
 まぁいいです。
 最新OSのインストールは1時間半くらいで終了。
 さてっと!新しいOSとTime Machineを試してみますか!
 先日購入して来た外付けハードディスクケースに入っている250GBのハードディスクをTime Machine用のディスクにしていしました。
 私が所有しているハードディスクとしては一番大容量なものです。
 Macだけではなく、Windowsでも使用出来るようにDOS形式でフォーマットしたのですが、何度かWindowsとMacを行ったり来たりしているうちに認識しなくなり、再フォーマットすることになりました。
 どうなんでしょう?
 DOSフォーマットでもTime Machineの指定ディスクとして使えるようですが、やはりMacで使おうとしたら、Macのフォーマット形式が無難なのでしょうかね?
 Time Machineはメインディスクだけではなく、指定をすれば他の外付けハードディスクもバックアップしてくれます。
 現在メインディスクが70MBくらい、外付けのデータディスクが20GBくらい使用しています。
 Time Machineは一時間ごとにこのバックアップを取るらしいようで、約2日試したところかなりの数のバックアップフォルダーがTime Machineの保存ディスクとして指定したハードディスクにできていました。
 調べたところ、そのそれぞれのフォルダーの容量は80GBずつになっています。
 多少は圧縮をするのでしょうけど、全てのファイルを一時間ごとにバックアップしていては、いくら大容量ハードディスクを利用してもあっという間に、容量が限界になってしまいます。
 おそらく、最初の段階で全てのファイルをバックアップし、その後は差分ファイルをバックアップしていると思いますが、各フォルダーはエイリアスのような状態で完全なバックアップ状態が保たれていると考えられます。
 これで安心です(^^;
 さて、新しいOSを入れたら気になるのが不具合です。
 今のところ動かなくなったプログラムは無いのですが、iPod touchが全く認識されなくなってしまいました。
 接続ケーブルの断線かとも思ったのですが、他のiPod(沢山持っていますので(^^;)は今まで通り、認識してくれますし、Windowsに切り替えた時、間違いなくiPod touchを認識してくれます。
 あれこれネットで情報を探しまわったのですが、それらしい情報は発見出来ず。
 iPodは基本的に母艦であるMacのデータをダウンロードして保存するものなので、最終的には出荷時の状況に戻せばことはすむのですが、iPod touchの中には、まだ母艦と同期していないスケジュール帳(カレンダー、私の場合日記帳のようなもの)があったので、できれば初期化は避けたかったのであります。
 最終的にはiTunesを再インストールしたところ、何事も無く認識されるようになりました。
 iTunesのバージョンは最新版だったはずだし、納得いきませんが、まぁよしとしましょう。
 このiPod touchとMac側のスケジュール帳ソフトであるiCalとの動機問題も多少有りました。
 これは事前に知らなかったことなのですが、今回OSがバージョンアップされるのに伴い、iCalもバージョンアップされたようです。
 操作性はほとんど変わりませんが、多少見栄えが変わって最初は気付きませんでした。
 まぁ、慣れの話ですからこの程度のことは目をつぶりましょう。
 ところが、iPod touch側にある最新のスケジュール帳がiCalに反映されないことがありました。
 これは解せませんが、最終的にはOSの際インストール後に入力したデータは反映されたので、
・iCalの最終更新日時
・iPod touchの最終入力日時
が何らかの不具合を起こしているようです。
 まぁ、過去のほとんどのスケジュール情報はほとんどいじることはないので、一度iPod touch側を初期化すれば問題ないでしょう。
 そう言えばiCalに変な赤い点と線が出ていました。

 最初、なんだろうと思っていたのですが、これは現在の時間を表しているようです。
 iCalはスケジュール帳ソフトですから、スケジュールが差し迫った時にアラームを鳴らしたり、メールを送ったりすることができるようです。
 見た目にも
次の予定が差し迫っています!
ということを知らせるためのものでしょう。
 面白い機能だと思いました。
 その他の不具合は、キーボードの配置が変わってしまったことでしょうか(-_-#
 これも慣れの問題ですが、これまで長いこと使っていた「括弧の位置」が変わってしまい、慣れるまで暫く掛かりそうです。
 これまた個人的な話ですが、MacOSに標準装備しているメールソフト「Mail」を使い始めました。
 今までマイクロソフト社が開発したOutlookExpressに似た「Microsoft Entourage」というメールソフトを長年使って来ました。
 これまた乗り換える必要は無いのですが、Microsoft Entourageは今後新たな開発が見込まれないようですし、メールアドレスの管理など、Macのアドレス帳と同期が取れない問題もあって、今回正式にメインソフトから下りてもらうことにしました。
 ただ、これまたデータの引き継ぎが上手く行きません。
 おそらくエンコードの問題なのでしょうけど、一部メールの内容が文字化けしていたり、引き継いだはずの個人フォルダーが複数で来てしまったりと、問題もあります。
 Microsoft Entourageは不完全ながらもMicrosoftが運営しているHotMailの送受信ができて便利だったんですけどね。
 まぁ、今後、前のちゃんとしたメールを見たければMicrosoft Entourageを見るってことで、新しいソフトを使い込んで行けば何とかなるでしょう!

“MacOS10.5を導入” への1件のコメント

  1. 探偵 より:

    Entourageって開発やめたのね・・・知らなかった・・

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