大晦日

2005年12月31日 / 宣教師の思考方式

 今年も残すところ、今日一日だけである。
 本来なら、連休でもあるし「役に立たない韓国語」のコンテンツでも増やしたかったところだが、やっぱり気が乗らない。


 去年の大晦日は雪が降っていたと日記に書いてあった。
 仕事の関係で大忙しだったため、日記にはその程度のことしか書いていないが、非常に精神的にもまいっていたと思う。
 今はだいぶ楽になっているけど、仕事上の不安もある。
 問題は「変化」だ。
 人間変化・進化しないといけないとは思うのだが、今はそれなりに勉強不足といえども韓国語を勉強する時間を持てている。
 だが、職場を移るとなったら、はたして韓国語を勉強してゆく時間が取れるだろうかと不安になる。
 とりあえず、職場が移ることになっても、現在の学校には半年くらいは在籍し、様子を見るつもりである。
 さて、今年の総括。
 ひょんなことで、今の職場でも韓国語を使う機会に恵まれた。
 周りの人たちも、私が一応、仕事で使えるレベルの韓国語を習得していることを認めれくれたらしい。
 これは非常にやりがいのあることであったし、よくもここまで地道にがんばって来たと、自分でも感動している。
 だが、その途中途中で、どうしても躓いてしまうことも多かった。
 あせってしまって、噛んでしまったり、どうしても一言が思い出せなかったこともある。
 こういう通訳を何度もやっていないと、瞬間に出てこない単語もたくさんあるのだが、次にこのような機会がいつやってくるかはまったくわからない。
 それまでまた忘れないように勉強してゆくしかない。
 昨年まで吹き荒れていた韓国ブームも一段落したと思う。
 「嫌韓流」や「韓国人につけるクスリ」など、韓国ブームを毛嫌いするような本もたくさん売られるようになり、実際国同士で起こっている「本当の問題」に目を向けようという動きも盛んになってきたと思う。
 実際、今年は日韓交流30周年という節目の年であったのだが、一部に残るヨン様ブーム→経済効果以外で、本当の意味で日韓が歩み寄ろうという姿勢はまだまだ先であるということも実感してきた。
 こういう草の根運動は民間レベルで地道にやってゆかねばならないことだろうし、今後も自分の活動を通じて見てゆかなければならないことだと思っている。
 さて、昨年の正月「今年は酉年なので飛躍の年になるかも!」と書いていたのだが、テイクオフにはいたらなかった。
 来年はテイクオフするかな!?

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