金町 大勝軒 (3)

2009年3月15日 / ラーメン・麺類


大盛りもりそば生卵入り 950円
 髪の毛がちょいと伸びたので、床屋に行った。
 日曜日の早い時間帯だったのであっという間に床屋は終了。
 さて、ラーメンを食べたくなったので、まだ行った事の無い店を訪ねたところ、日曜日だからなのか、まだ開店時間前だからなのか、やっていない(ToT)
 金町大勝軒なら、今の時間でもやっているはず…
 でも2回行って良い印象がなかったからな…
 そう言いつつも、麺の量ならばこの店はトップクラスなので入る事にしました。


 今回注文したのは生卵入りというやつ。
 某ラーメン特集番組で、あるタレントさんが大勝軒の麺に、生卵を絡めて食べると美味しいと言っていたので試してみました。
 ところが、生卵は最初からつけ汁の中に入っているのですよ。
 仕方が無いのでレンゲですくって麺の上に乗せました。
 さて、今回も麺から頂きます。

 ちょっと茹で過ぎなのかな…
 それなりに小麦の味がして良いのですが、ふにゃっとした食感。
 大勝軒の系列店である「常勝軒」の麺は、もっとしっかり冷水で締めてあったし、熱々のつけ汁の中で再加熱され、丁度良い食感が楽しめた。
 それに比べると、この金町大勝軒の麺は非常にぬるい…
 いや、ブログには何度も書いているけど、熱々のつけ汁が冷めないように、温く締めるのは構わないと思うのだけど、それにしてもソフトすぎますな。
 つけ汁につけて食べ始めたところ、前回食べた時より大分つけ汁にとろみが付いており、豚骨魚介っぽい味になっていました。
 砂糖の量が大分多い気もしますが、良くなっていると思います。
 そう、前回食べた時の味は何だったのだろうかって感じです。
だけど、つけ汁がぬるすぎる!

 続いてトッピングを頂きます。
 半切りのゆで卵に海苔、そして叉焼。

 前回食べた叉焼は煮ている間に忘れ去られたような濃い味で、とても食べられるような代物では無かったのですが、今回はかなり良い感じです。
 お肉のおいしさが出ていますし、ホロホロと崩れるような柔らかさと脂身が美味しいです。
 前回食べたもりそばが40点だとしたら、今回は55点と言う感じでしょうか。
総括
 大勝軒から暖簾分けをした店と言う事で、期待して入ったのに裏切られた感じがした人もいると思います。
 少なくとも、大勝軒を名乗るのであれば、師匠の味を忠実に再現し、そしてその後独自の味に改良して行くのが暖簾分けをした店の正しい姿だと思います。
 だけど、おそらくこの店は、師匠の味に追いついてい無いどころか、師匠から習ったやり方を忘れてしまっているような感じでは無いでしょうか?
 発展途上という評価も有りかも知れませんし、次回食べた時は更に美味しくなっているかも知れません。
 この店のスープも長い事継ぎ足し継ぎ足しして練り上がって行くに違いないと思うのですが、それにしてもつけ汁の温度が温すぎるのはちょっと頂けません。
 つけ麺の中には冷や盛り、熱盛り、そして温もりなんてものが有るそうですが、ここは温盛りと言って過言ではないでしょう。
 スープ割りをしてもまだ温い…
 スープ割りって、冷たい麺をつけたつけ汁を、熱いスープを注ぎ込み、温かく、そして濃い味のつけ汁を薄めて飲み干す為の行為だと思っています。
 今回もスープ割りをしたのにスープは飲み干せませんでした。
 いや、飲むに値しないと言っておきましょう。
 更なる研鑽をお願いします。
 また食べに行きますから!

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