石神秀幸がうなった店 初代けいすけ(カップ)

2009年4月2日 / ラーメン・麺類


 前回紹介した「桂花ラーメン」と一緒に購入したカップ麺です。
 初代けいすけは、お台場のラーメン国技館で一度食べたことが会います。


 兎に角、カレー味(味噌だったかな?)なのにスープが黒いという印象があります。
 味はまぁ…悪い印象はありませんが、試食用のミニラーメンを注文して
こんなちょっぴりしかないのかよ!(-_-#
という嫌悪感はありました。

 このカップ麺もスープが黒いですね。

 麺は十勝新津がプロデュースしているだけ有って、なかなか悪く無いです。
 スープの味も悪く無かったと思いますが、このブログを書きながら「何味だったっけ」という位のものです。
 味噌味だったか醤油味だったか覚えていません。

 レトルトの具はトロトロになった叉焼です。
 味自体は「300円以下のラーメンだから仕方ないか」という出来合いの叉焼で、初代けいすけを再現しているかというと、やる気の無さを感じます。
 所詮カップ麺です。
 前回購入した桂花ラーメンと同様に、ネームバリューがある有名店のカップ麺と言えばそこそこ売れるかも知れません。
 だけど、どこまで行ってもカップ麺です。
 安いカップ麺は安いなりにがんばってもらいたいと思います。
 それより、このカップ麺はラーメン界の重鎮として名を馳せている
石神秀幸
の名前が書いてあります。
 確かに初代けいすけは独特な味であるため、そこそこファンもいると思います。
 カップ麺のタイトルに有る通り、石神さんもうなったと思います。
 有名店の味を再現したラーメンを開発したならば、その有名店の名前を出すのは仕方ないと思いますが「石神秀幸」の名前をカップ麺の題名に付けるとはどういうことでしょうか?
 私も人の評価はあまり当てにしない方なのですが、これだけラーメン番組が放送されると、石神さんがどのようにラーメンを評価しているか何となく分かってきました。
 石神さんはソムリエ並みにラーメンの味を記憶しているのは凄いと思います。
 神の舌を持つ男という看板も頷けます。
 そう思いつつも、某局で数人のラーメンスペシャリスト(とされている人)がラーメンを評価する番組を見たことが有ります。
 面白いことに、一つのラーメンに対する評価対象がバラバラであることに気がつきました。
 私が思うに、石神さんはラーメンのパーツをそれぞれ評価し、頭の中で記憶し、判断していると感じました。
 その能力がラーメンの味を細かく記憶していると言えると思いますが、おいしいラーメンと言うものを頭の中で作り上げているという印象が有ります。
 麺が美味しい。
 スープが美味しい。
 具が美味しい。
 それぞれが美味しければ、結果として美味しいラーメンであるはずですが、総合評価として美味しいと感じられない時も有ります。
 あくまでも私の石神さんがラーメンを語る上での印象は「頭でラーメンの味を組み立てている」というイメージです。
 もちろん、これは言いがかりかも知れません。
 私のような昨日今日の小僧がラーメンを語るのもおこがましいですが、そういう印象を持ちました。
 このカップ麺の評価は二の次になってしまいましたね(。☆)\(-_-#)
 面白い味だけど、心に残らない味だったと言うことにしておきます。

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