自作機を作ろう

■ さらばYosemite、また会う日まで

 「明日論君(仮名)」の筐体にAPPLEマークが付いている。
 しかし、正真正銘DOS/Vマシンである。
 そもそもこのマシンは、以前所有していたAPPLE社のPowerMacG3=「Yosemite改」の筐体として使っていたのを、本来の目的に使っただけである。

 先日、先輩の子供用に近くの量販店で購入したIBMのセットパソコンは、三菱のダイヤモンドトロンの17インチ付、セレロンの500MHzマシンで11万円であった。
 ソフトもどっさりと入っていて、すぐに使えるこれだけのマシンが、わずかこの値段で買えるというのに少々くらくら来た。
 Yosemiteは良いマシンだが、現在こいつを持っていた当初の目的である「仕事」は全て弟に任せてしまっているため、こんな性能のマシンは宝の持ち腐れなのだ。
 そうなれば早いところ売ってしまって、少しお金を温存することにした。
 Macのメインマシンとしては「じゃじゃ馬」があるしね。

 「Yosemite改」を元の「座布団ヒトデ」もしくは「ポリタンク」と称する筐体に戻し、余っているパーツを再利用すればかなり安いマシンが作れるはずだということで、今回の企画が始まったわけである(^^;
 ソフトWindowsも持っていた私であるが、やはりエミュレータは動きが遅く、ハード絡みの事も勉強したかったのでできるだけ安くあげたかった。
 一時は「VAIOがMMXの166MHzで十分だったのだから、ペン2マシンを1万円位でいいのでは?」とまで考えたのだが、やはり根っからのパソコンオタクの私としては、わずか1万円プラスで現行スペックのものが作れてしまうのなら、よだれが垂れ流しじょうたいになってしまった(^^;

 案の定、ベースマシンは2万円ちょっとでできてしまった。
 だが2万円だけで済む訳ないんですよね〜(^^;

■ ベースマシンのお値段

 手元にはYosemite改を作ったときの筐体、HD、メモリー(DOS/V用のものを使っていた)があったので、購入したパーツは以下の通り。
 音源ボードとキーボードは弟の手持ちパーツ。

ベースマシンスペック

1 Athlon 466Mhz (CPU) \10,380
2 MS-6153440BX/ATX (Logic) \5,280
3 ATI 3D RAGE PRO AGP \1,980
4 FD

\200

5 8*CD-ROM

\2,280

_

小計(消費税抜き)

\19,920

_ 税込み \20,916

■ 大失態m(_ _)m

 せっかく格好良い?名前を付けた「明日論」君であったが、実はこの名前は間違えであった。
 そもそもなぜ「明日論」と名付けたかというと「CPUに「Athlon」を使っていたと思っていたから」である。
 ところがどっこい、ピ〜ヒョロロ。
 HomePageをアップしてすぐ、弟(Windows担当)からご指摘が有った。

 「HomePageに物凄い間違いが有るよ!」
 「うにょ!?(嘘!の意味)」

 Windows自作機を作り終え、山のようになっている空箱からCPUが入っていたパッケージを探しだした。
 そこにはまさしく「インテル、入ってる」と書いてあった・・・
 Athlonとは「AMD社」のCPUである。
 てっきりAthlonはCeleronの互換CPUであり、起動時の認識で「Celeron」と出るのはそんな感じなのか、程度にしか思っていませんでした。

 弟に指摘される前に、ちょっとおかしいとは思っていたんです。
 ショップのパーツリストに「Athlon 466MHz」なんて物は載ってません。
 てっきり生産打ち切りとかそう言う理由で載っていないのだろうなぁと勝手に思い込んでいました(^^;

 ともかく、明日論君と言う名前は仮名ということでこのままにしておきます。
 Celeron君に当たる、良い名前が無いもので・・・

<00/04/10>

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