タイマー録音の不具合

■ 良い事ばかりでは・・・

 今回紹介した「Audio Hijack」は私の理想にマッチしたアプリケーションだと思う。
 現時点でも十分、人に勧められる素晴らしい環境を提供してくれている。
 日本円にして2,000円程のソフトなので、あまり贅沢は言えないが、実際使って見ると、もう一声!と言いたくなるのだ。

 現在一番の問題になっているのは「タイマー録音」である。

■ 所詮、おまけ機能か?

 「Audio Hijack」の売りの一つが「タイマー録音」だ。
 ニュースは毎日更新されるものなので、できる限り毎日データを集めたい。
 そのためには「自動的に」どんどん録音してくれるのが望ましい。
 まず「Audio Hijack」がどのような手順で「タイマー録音」をするのか知ってもらった上で、何が問題だか検証して見たい。

 「Audio Hijack」のタイマー録音の指定は、非常に分かりやすくてすぐ使う事が出来る。
 まずターゲットファイル「korean.ram」を指定した設定ファイル(コンフィグレーションファイル)に、任意の名前を付けて保存しておく。
 次に「Audio Hijack」の「タイマー」メニューにある「タイマーを表示する」を選択し「新規タイマー」ボタンをクリックすると、タイマー録音のための設定画面が出てくる。


タイマーの設定画面

 この画面で指定するのは「タイマーの名称」「コンフィグレーションファイル」「録音する曜日」、最後に録音時間。
 設定が終わったら、このメニューを閉じておく。

 上のような設定をしておけば、自動的に毎日ハングルニュースが録音できるはずなのだが・・・

■ 仕様だからしょうがない?

 タイマー録音のヘルプにも書いて有るのだが、この後気をつけなければならない点がいくつかある。

1 Real one playerを終了しておかなければならない
2 パソコンは起動しておかなければならない
3 パソコンはスリープさせてはいけない
4 Audio Hijackを起動しておかなければなr無い

 1番が決定的にだめな点だ。
 実は「Audio Hijack」には「Real one player」を自動的に起動できる機能があるのに、自動終了させる機能が無いのだ。
 だから、数日家を空ける事になっても、1日分のニュースしか録音できないのだ。
 何のための曜日設定なの?と言いたくなる。


これじゃ・・・

 アップルスクリプトなどを使って、自動的に「Real one player」を終了させると言う手も有るだろうが、どうも「無理すれば、やってできなくもない」では万人向けではないし・・・

 また、原因不明で調査中だが、タイマー録音に失敗している時が有って、仕方なく手動で録音した事も有る。
 パソコンを起動して、Audio Hijackを起動しておかなければならない点は目をつぶるとしても、スリープを解除できないのは致命的だ。

 バージョンアップを期待したい。

<03/04/18>

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