スゴ録分解作戦(1)

■ ハードディスク取り外し編

 春ですね。
 お花見日和です。

 でも私の仕事は基本的にデスクワーク。
 休みも引き蘢りがちなので、ぱ〜っとすることがありません。
 そこで気分を一新、SONYのスゴ録(SONY DVD/HDD RECORDER RDR-HX8)を分解することにしました。

 現在、スゴ録内蔵の160GBには約80GB程の映像データが入っているのですが、DVDへのコピーが結構めんどうで、なおかつ昼間は馬鹿親父がテレビを占領しているため、ビデオを見ることが出来ない状態。
 そこで、このハードディスクを抜き出し、パソコンでデータを抜き出すことが出来れば編集可能ではないかなんて考えた訳です。

この記事を読んで作業を使用と思った方へ忠告です。
当方は分解作業を行ったことによるトラブルに対して一切責任を持ちません

 結論から言うと、分解はプラスドライバー1本で事足りました。
 背面のねじ3本と、両側面に1本ずつある大きめのねじを外せば内部にアクセスできます。

 こういうAV機器の外側は、非常におしゃれでカッコいいですが、中を見ると茶色のベークライト製電源基盤がむき出し。
 こういうものを見ると、普段はおしゃれなのに、家に帰ったらジャージを着てカップラーメンをすすっているような感じに思えます。

 さて、上蓋を外し上から除くと、左下にハードディスクが見えます。
 ハードディスク(Seagate社製)は台座に固定されていますが、台座はねじを4本外したら簡単に外れました。
※ 基盤に接続されているフラットケーブルは、ハードディスクを外す前に引き抜いておきましょう。

 台座の側面にあるねじを外すと、ハードディスクが外れます。
 さて、ここから実験開始です。
 取り出したハードディスクをパソコンに取り付ける訳ですが、作業効率を考えてカートリッジ式のケースに入れました。

 これをパソコンに入れてみると

 おお!あっさり認識!と思いきや、フォーマットされていないと表示が出ました。

 MacOSでも実験してみたのですがやはりフォーマットされていないと表示されました。
 やっぱり敵も去る者
 私のような不届きものが手出しできないように何か細工をしているようです。

 当初、スゴ録君に上のカートリッジ式ケースをつけて、ガチャコンガチャコンとデータのバックアップなどやろうと思っていたのに、あっけなく実験終了です。

 ネットで調べたところ、もしかしたらUNIX系のOSで使われるXFSというフォーマット形式が使われている可能性が出てきました。
 それならUNIXで認識させてみればと言いたいところですが、私はUNIXをあつかったことが無いので、今後のお楽しみにしたいと思います。

<06/03/25>

Copyright © 1998- "Senkyousi", All Rights Reserved.
E-Mail : na_neun_seon_gyo_sa@hotmail.com

戻る