今回は「赤い唐辛子」の続編、「色に対する考察」の後編です。
韓国語を習い初めて、かなり初期のころ、「赤」を意味する韓国の固有単語は「パルガッタ」だと教わった。
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しかし、勉強が進んでゆくと「赤」を意味する単語が次々に出てきて戸惑いました。
全部書いても意味がないので、代表的な単語を二つ紹介します。
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ハングルが読めない人でも、AとBが非常に良く似ている事にお気づきではないでしょうか?(※ 注1:ハングルの読み方参照)
AとBの単語は母音の「A」と「О」が違うだけで、全く同じ記号で構成されています。
韓国語はこの母音を使い分けることによって、色々な赤を表現するそうです。(※ 注2:母音変化によるイメージの相違)
今回紹介した3つの「赤」を意味する単語には必ず「P」「R」「K」が必ず使われていることが解ります。
このことに気付いて辞書を調べたところ、他にも母音を変えた「赤」に関する単語が沢山出てきました。
赤以外の色でも、ほぼ同じような法則で、母音を色々変えた単語が出てきます。
これだけでも、単語を沢山覚えるための一つの手助けになるような気がするのですが、いかがでしょうか?
いつになったらタイトルの「真っ赤な太陽」が出てくるんだって?
やっとおぜん立てが出来たというところです。
今まさに水平線の向こうから太陽が見え始めたと思って欲しい。
朝だ、夜明けだ〜潮のしぶき〜。
さぁ、今日も一日ガンバロー!
そして「明るくなった」・・・・
太陽が昇れば「明るくなる」、闇夜に火が灯れば「明るい」
韓国語で「明るい」とはどんな単語でしょうか。
それがこの「パクタ」です。
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ご覧の通りこの単語にも「P」と「R」と「K」が使われている。
日本語の「赤」と言う言葉も、もともと「あかるい」という言葉から発生した形容詞ではないか?という事を聞いたことが有ります。
そして日本語の黒という言葉も「夜は暗い」
「暗い」→「くらい」→「くろい」→「黒い」
だから漢字が輸入されたことによって、「暗い」と「黒い」はそれぞれ別の漢字が当てられたのだけれど、元々は同じような言葉だった可能性も有るというのです。
私は日本語も韓国語も、同じようなイメージで「赤い」と「明るい」が発生したのではないかという点に、非常に好奇心を煽られました。
しかし、「赤」と「明るい」が日韓共通のイメージだという仮説は、あっという間にひっくり返すことが出来ます。
韓国語で「黒い」と言う単語と、「暗い」と言う単語は似ても似つかぬ物だからです。
色に関するイメージが日韓共通のものであるのなら、その形容詞と色名詞などにもう少し共通点が出てきて欲しい物だと思いました。
これだけ話を膨らますことが出来る単語に出会うと、勉強が非常に楽しくなって来る気がする。
私にとって試験の為の勉強より、こういう一見つまらないことを考える方が好きなんですよね。
<01/08/08>
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