補足
この話は抹消まで考えたのですが、折角書いたので残しておくことにしました。
実際に「五月の火鉢」を使ってみたら、先生に全く通じませんでした。
確かに辞書にも載っているのですが、ほとんど日常では使われないようです。
有る先生の話では「昔、一度聞いたことが有る程度」とのこと。
それでは本文をお読み下さい。
<01/10/16>
慣用句や四文字熟語はとても面白い。
凄く短い文章の中に、実に壮大な物語が隠されていたりするからだ。
いや、今回の話はそれほどグローバルなお話ではなく「35 三千の捕虜」を調べたことが切っ掛けで見つけた、韓国の慣用句の話である。
A「お前、あのストーカーみたいな彼女と別れたんだって?」
B「いや〜、やっと肩の荷が下りた様な気分だよ。だけど五月の火鉢だ・・・」
今回の話はすぐ御判りになった人がいるかも知れない。
現代の日本家庭に「火鉢」が有る家はほとんど無いだろうから、ピンと来ないのも当然である。
だけどこの「火鉢」を「コタツ」に代えたらどうだろう?
長い冬が過ぎて、春が来た。
コタツに入ってミカンを食べるのは、日本の正しい冬の過ごし方だが、春になって暖かくなったのに、いつまでもコタツを片付けない訳には行かない。
だが、コタツを片付けた直後は、どこか物寂しいような、心に風が吹いたような気分になる人も多いだろう。
つまり時期外れで必要がなくなった火鉢だが、それを片付けると物足りない気分になってしまうという事を言うのだ。
ちょっと眉唾な話ではあるが、韓国人は秋に恋人探しをすることが多いとか・・・
冬を間直に控えた晩秋、恋人がいない人は「わき腹が涼しい」とつぶやくらしい。
この文章を書いているのは夏なので、非常に間抜けに感じるが、私の場合いつも「懐とわき腹が涼しい」。
異性のことで「五月の火鉢」を格好良く使ってみたいのだが・・・
<01/08/22>
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