「きゃ〜〜!」
誘拐事件発生した。
タルルル・・・・ガチャ
嫁 「もしもし?」
犯人「お前の姑を我々が預かっている。
我々に45,000ウォン(4,500円)をよこさなければ、姑は只じゃすまないぞ!」
嫁 「ビタ一文もやらないわ!貴方の好きにしな!」
犯人「体の値段をくれなければ、姑を解放するぞ!」
嫁 「あの、口座番号を教えて下さるかしら・・・」
この話は「ガンスセンガク(ガンスの考え)」という朝鮮日報に連載されていた漫画のエピソードである。

上のような絵柄で社会風刺や下ネタ爆発のお話が展開される。
手書きのハングルはとても読みにくいのだが、慣用句やスラング、生きた韓国語を学ぶためにも結構良い教材になってくれた。
つい最近までこの漫画の一部がインターネットに公開されていたのだが、一時閉鎖されてしまった。
幸運なことに、再度検索をしたところ、作者は別のところでHomePageを開いていることがわかった。
量は以前より少ないが、韓国語が解ればとても面白いPageなので、是非ご覧になってもらいたい。
http://manhwa.chosun.com/serial/index.html
韓国に行けばまとめられた作品集が出ているそうなので、いずれ是非とも買いたいものである。
話の流れを見れば「体の値段」が「身代金」であることはすぐ御判りであると思う。
二つの文字は、それぞれ韓国固有の言葉=固有語の合成語である。
mom(体)
gab(値段)
![]()
mom-gab(体の値段=身代金)
上の単語を辞書で調べたところ「身代金」と訳されていた。
ところが、この単語は「身代金」とは別のところでも使われることもある。
私が見たところでは、プロ野球選手やプロサッカー選手が、年俸の事を言うとき時「私の体の値段は○×ウォンだ」と表現するらしい。
この単語を私のような普通のサラリーマンが使う機会は少ないだろうが、自分の体の値段、価値を表現する言葉としては、非常に「言い得て妙」だと思う。
余談であるが、今回「身代金」のことを書こうとして、1年前に授業中配布された上の「ガンスセンガク」を思い出して、再度翻訳してみた。
ギャグマンガだから細かいことは考えないほうが良いと思うけど、なんで身代金が4億5000万ウオンでなく、「45,000ウォン」という低価格なのだろう?
(ウォンは日本円の10分の1相当=約4,500円)
この話の最初のコマで姑が誘拐される場面が有るのだが、姑が「○×チケット」と言うものを持っていた。
もしかしたらその誘拐犯は、「○×チケット」で物を買おうとしたら、金が足りなかったから、半端なお金を要求してきたのかも知れない。
先生に「○×チケット」って何かと聞いたのだが、先生もこの「○×チケット」が良く解らず」単なる商品券か割引券位のものじゃないの」と言っていた。
もしかしたら姑の「体の値段」は「45,000ウォン」程度の価値しかないという意味かも知れない。
その程度のお金も出したくないという嫁の態度を見れば、案外この考えは間違っていないかも。
<01/08/25>
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