韓国の首都「ソウル」に大きな市場が二つ有る。
それが南大門市場と東大門市場である。
日本の皇居でも、かつての城跡の名残として、桜田門だとか半蔵門だとか言う地名が残っているのと同じように、かつての城下町の名残として「門」が付いた地名が残っているということだ。
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nam-dae-mun南大門
南大門では基本的に値札の表示が無く、全て値段交渉で価格が決まる。
つまり年末のアメ横みたいな事を一年中やっているとも言える。
ここで繰り広げられる熱気は「生きる活力を与えてくれる」と言う人がいるほどすさまじいものが有るらしい。
ちなみに、この値段交渉制を取り入れた「南大門市場」「東大門市場」という名前の韓国系ショッピングモールが、東京の澁谷や錦糸町、横浜などにオープンしている。
店員は韓国人だが、日本語の勉強をしてきているので、たとえハングルのハの字がわからなくても、その雰囲気ぐらいはわかると思う。
筆者は東京錦糸町の駅ビルの中にあるショッピングモールに行ったことが有る。
しかし想像をはるかに超える・・・いや、南大門市場と銘打っているが、その規模は韓国物産展の域を超えておらず、また眼鏡や女性物の下着といった小生には縁もゆかりもないものばかりで、隙あらば会話の練習をと考えてわざわざ足を運んだのに、ちょっと幻滅してしまった。
閑話休題
さて、今回のスキットである。
A氏 「あー、すっきりした」
B氏 「面白かったか?」
A氏 「もちろん面白かったさ!」
B氏 「そりゃ結構。だけど南大門が開いているぜ!」
A氏 「げ!」
何が何だかさっぱりわからない会話だったと思う。
この話題は「47 化粧室」で触れておくべき話題だったかも知れない。
これは先生から聞いた話なのでどこまでが本当の話だかわからない。
実はA氏はトイレに行ったのだ。
おそらくジョークの部類だと思うけど、トイレに行ってすっきりしたのを見て「面白かった?」と聞くときが有るらしい。
だからそれに答えるようにB氏は「面白かった」と答えたわけ。
それでは「南大門が開いている」ってどういうことだろう?
これも韓国語を勉強していないと、ピンと来ないと思う。
南大門の「南」という文字は同音異義語で「男」を意味する漢字でもあるのだ。
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nam-ja 「男子」
ここまで書けばピンと来た人もいると思う。
地域によって違うようだが、男がズボンのチャックを開けっ放しにしているとき、友達が「社会の窓があいているよ!」とか「世界の窓が開いているよ」とからかわれたことはないだろうか?
つまり韓国でも「ズボンのチャックが開いているよ」というのを南大門と掛けて「男の大門が開いている」と表現するというわけ。
2,3日前のことだが、休み時間になって、いまさっき習った文法や単語をブツブツ言いながら用を足して帰ってきた。
授業が始まって、ふとズボンの前を触ってみたら、チャックが開いていた。
つい最近まで男ばかりのクラスにいたのだけど、今は女性もいるクラスに編入されたので、もしや女性に恥ずかしい姿を見られたかも知れない・・・
だけど、ズボンのチャックを上げながら、つい「南大門が開いていたなぁ」とつぶやいてしまうのは、私が韓国語オタクだからだろうか?
<01/09/10>
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