言葉がある程度わかるようになったら、次はその国の文化を知らなければならないと思う。
今回は、韓国人の家に対する意識についてのお話だ。
韓国にも日本と同様に四季があるが、冬の入りは日本より早く、11月くらいにはコートを着始めるらしい。
雪も沢山降るので東京よりははるかに寒いと思うのだが、意外にも「日本の冬の方が寒い」と言うセリフを結構聞く。
その理由は簡単。
日本でも北海道出身者がよく口にするのだが、東京辺りだと暖房施設が完備されていないので、寒く感じるそうだ。
韓国の暖房施設といえば「オンドル」と呼ばれる床暖房施設。
冬にソウルに行ったら、外では分厚いコートだが、店や家の中に入ればTシャツでも大丈夫といったくらいだそうで。
次に日本に来た韓国人が驚いた(というか、イメージが違う)というのが、アパート。
日本の友人を訪ねてきた韓国人が、「まだ年も若いのに、アパートで暮らししていると聞いて驚いたけど、な〜んだ!あばら屋じゃん!」と、言ったとか言わなかったとか。
でも、怒っちゃいけない。
ただ単に、お互いの文化を知らなかっただけなのだから。
韓国でも外来語である「アパート」という言葉があるのだが・・・
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a-pa-teu
日本人がアパートという言葉を聞くと、2〜3階建てくらいの借家を思い浮かべるに違いない。
だが、韓国ではの下の写真のような建物を「アパート」と言うのだ。

日本人のイメージでは、マンションと言うべきだろう。
韓国にも「マンション」と言う言葉があるらしいが、「アパート」よりさらに高級な物件というイメージらしい。
イメージというのは人それぞれだと思うが、一応今まで勉強してきた知識では、韓国と日本の住宅に関する言葉は、下記の表のようになっている。
| 韓国 | 日本 |
| ビルラ | 億ション? |
| マンション | 高級マンション |
| アパート | マンション |
| 連立住宅 | アパート |
| 単独住宅 | 一戸建て |
韓国の一番上に「ビルラ」と書いたが、これは最高級のマンションということではない。
そうだな・・・「青木荘」より「アオキハイツ」と言ったほうがイメージが良いという程度で、韓国で「ヒョンデ・アパート」と言うより「ヒョンデ・ビルラ」と言った方が、少し高級なイメージを持ちやすいと言う程度の差だ。
逆に連立住宅というのは、日本で言うと「長屋」位の建物。
プライドの高い韓国人の中には「連立住宅」という言葉自体を嫌がる人もいるらしい。
韓国ドラマでは、大きな家に住み、使用人を使って優雅な暮しをしているといったシーンが結構出てくる。
逆に連立住宅に住んでいる家の子供が、いつかはあんな家に住みたいと言っていたり、韓国人の住居に対するステイタスというのは、日本人より強いような気がする。
少し話はそれるが、以前韓国人の先生から「日本も土地が狭いのだから、一戸建てを建てないで、そのスペースに大きなマンションを建てれば、もっと広い家に住めるのに」と不思議がっていた。
一瞬、なるほどと思ったのだが、個人的にはマンションに住むより小さくても一戸建てを選んでしまう人間。
それに、大きなマンションを建てるためには日照権だとか、建物に面する道路の幅だとか、それこそ自治体の認可を受けないといけないし・・・
家に関するお話でした。
<03/02/02>
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