韓国語を習い始めて、かなり初期のころ、次のような質問をされると、日本人は必ずと言って良いほど、間違った答えをしてしまう。
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eo-ddeod-gge o-syeosseo-yo?
なぜ間違ってしまうかと言うと、この質問は非常に簡単な文章であるのに、「韓国語らしい」表現、つまり日本語で直訳すると間違いやすい表現だからだ。
まず最初の「eo-ddeod-gge」を直訳すると、「どのように」となる。
次の「o-syeosseo-yo?」は「いらっしゃいましたか?」という意味なので、全体的には
「どのようにいらっしゃいましたか?」
という質問だと捉えてしまうのだ。
この質問を聞いてすかさず、「電車に乗ってきました」と答えてしまうと、相手は「あぁ、まだこの人は韓国語を習って間も無い日本人なのだろうな」と思うに違いない。
実はこの質問は「なんの目的でここまで来ましたか?」というのを、このように表現するのだ。
だからこの質問をされたら「会社の用事で来ました」だとか答えないといけない。
ちなみに、この表現は、今回の話題とはあまり関係がないので、参考まで書いたものだ(。☆)\(-_-#
先日、韓国人のお客さんを通訳する事になった。
上司とお客さんを挟んで、私が日本語を韓国語に、韓国語を日本語に通訳する。
うわ〜!本当の通訳になったみたい\(^o^)/
世間話の中で、そのお客さんが日本に来た時の話になった。
日本に来る時、飛行機の中で具合が悪くなって、次の飛行機に乗り換えたと言う。
最初、乗るはずだった飛行機は「大韓航空」だったのだが、飛行機の中で立ちくらみのようになり、気がついたら医務室にいたらしい。
それでしかたなく「車に乗ってきました」
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cha-reul ta-go wad-sseo-yo
と言っていると思った。
私は上司にそのまま「車に乗ってきたそうです」と通訳したのだが、急にお客さんの顔が曇った。
そのお客さんは強調するように「車じゃないですよ!」と言った。
その方は、有る程度日本語会を聞き取る事は出来ると言っていたのだが、私の翻訳のどこが間違っていると言うのだ?
飛行機の中で倒れて、気がついたら医務室にいて、その後車に乗ったのでしょ?
何度か同じような質問をして、お客さんは「そうです」というので、日本語に訳したら「違う!」という。
そんな、堂々めぐりとも思える会話が2,3回続いた。
確かに私の耳には
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cha-reul ta-go wad-sseo-yo
としか聞こえない。
すると上司はあきれたように言った。
「君、もしかしてJAL(日本航空)じゃ無いのかね?」
はっ!そうか・・・
私の頭の中で、お客さんの言っていた文章が、一瞬のうちに正しいハングルに変わった。
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jal-eul ta-go wad-sseo-yo
お客さんは
cha:車ではなく
jal:ジャル(日本航空)に乗ってきたと言っていたわけだ。
激音と濃音、そして平音の区別は初心者には難しいと言うが、私はまがりなりにも3年近く韓国語を勉強しているのだ。
だからなおさら恥ずかしい失敗だった。
聞き取りの訓練は、一朝一夕には行かない。
試験勉強のように、ただ単語を覚えるだけなら、かなりの数を覚える事が出来ても、実際その単語を使った文章を聞いて、意味が理解できるとは限らないからだ。
本当の意味で単語を理解していると言うのは
・正しくスペルを覚えている事
・単語を正しく発音できる事
・会話の中で意味を理解できる事
の全てがそろって、始めて言える事だと思う。
最近習った先生の話では、聞き取り能力を伸ばすためには、聞き取り練習だけではだめだと言う。
自分で正しい発音ができてはじめて、聞き取りも出来るようになると言う。
今月からは、新しい学校で勉強を始める事にした。
また新たな気持ちで韓国語を勉強したいと思う。
<03/04/06>
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