139 ツイストドーナツ

 最近、一緒に韓国語を習った友人と、「お勉強」という名目で、某所にある韓国パブに入り浸っている。
 外国人パブと言うと、1時間で何万円も取られたりするのだが、少人数制の外国語学校で会話練習をすると、1時間5千円位掛かるから、考え方によっては非常にお得な学習方法と言えるかも知れない。
 まぁ、私が行く店は東京でも場末の店であるし、常連なので本当に低料金にしてくれるのが嬉しい。

 パブに潜入しているのにはもう一つ訳がある。
 それは「役に立たない韓国語」のネタが集めやすいのだ。
 教科書では勉強できない俗語や、辞書にすら載っていない表現まで教えてくれるので、非常に面白い(^^;

 韓国人ホステスさんにしてみれば、オジサン達しか相手にしていないためか、私程度の語学力でも韓国語を話すし、ノリノリの若い歌も歌うので、結構受けが良い。

 「宣教師さんは歌もうまいし、韓国語も凄い上手いですね〜」とか言われる。
 そういう時は「おだてないで下さい」とか、「ゴマ擂りが上手いなぁ」とか言うだろう。

 ちなみにゴマ擂りという表現は下記の通り

a-bu-ha-da:阿附する=諂(へつら)う=ゴマを擦る

 「阿附する」というのは辞書に載っていた言葉なので、本来の意味は見当がつかないのでご容赦をm(_ _)m
 すると店のお姉さんが、こんな表現を教えてくれた。

ggoa-bae-gi ha-ji-ma!

 上の最初の三文字が何かというと、中華街とかで売っている揚げ菓子のことらしい。
 大体の想像がついたものの、日本語で何というか悩むところである。
 後で辞書を引いたが、このお菓子は書いていなかった。
 こういう時に役に立つのがInternet。
 こんな画像が出てきた。


ggoa-be-gi結び

 後日、別のお姉さんに「ggoa-be-giを日本語で何という」と聞いてみたら「ツイストドーナツ」という答えが返ってきた。
 なるほど、韓国人の考える「ゴマ擂り」とはこう言うイメージなんだなと思った。
 この表現は、後輩が先輩に対して言っても通用する、かなり柔らかくて冗談めいたものだと付け加えてくれた。

 う〜ん。語学は楽しくやるのが一番である。

<04/02/01>

補足

 取材を重ねたところ、この「 」という表現は、一般的には通じないことが分かった。
 この話しを教えて下さったお姉さまは、間違いなく韓国の方なのだが、この表現をソウルにいる先生にも確認したところ「ニュアンスは通じるし、非常に面白いけど、そのような表現はしない」との回答を得た。
 また、ある方からの意見では中国の朝鮮族の言葉であるか、もしくは非常に狭い地域限定で流行った言葉なのではないかということだ。

<04/05/23>

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