146 粗暴

 Internetで韓国映画のDVDを物色していると、「極道の妻」という映画タイトルを見つけた。
 そういえば、私が昨年韓国に行った時、この「極道の妻」のパート2が公開されていたなぁ・・・
 韓国パブのお姉さんにこの話をすると「見るのならパート1が面白いわよ。パート2はつまらない」なんて話を聞いたので、いずれ目を通してみるつもりだ。 


韓国映画「極道の妻」

 さて、上のタイトルにある二つのHangulが話しの肝なのだが、美味しい所はちょっと置いておいて、後ろの3文字から説明したい。

ma-nu-raとは、「妻」という言葉を少し蔑んで言った単語だ。
 だから「家の愚妻が・・・」と、他人に自分の妻のことを話す時つかうようである。
 間違っても「貴方の奥さんは・・・」という文章を作る時「ma-nu-ra」を使ったとしたら、とんでもないことになるかもしれないので、くれぐれも慎重に(^^;

 それでは最初の二文字はどういう意味かと辞書を引くと、ちょっと首をかしげることになる。
 「極道」という漢字語では無いのだ!

jo-pog:粗暴

 それじゃこの映画のタイトルは「粗暴な妻」ということなのか?
 粗暴な人間=ヤクザということなのだろうか?

 ヤクザという単語を日韓辞書で引くと、こんな単語が出てくる。

ggang-pae:やくざ、ならず者

 少々話しが横道にそれるが「ヤクザ」とは、もともと「必要ないもの」という意味が有るらしい。
 その語源は「おいちょかぶ」という博打で「893(やくざ)」は豚で「どぼん」だからと言う話も聞いたことがあるが定かではない。

 さて、そろそろ種明かしだ。
 実は「jo-pog」とは「力団」と言う漢字語の略語なのである。
 組織暴力団と言う言葉自体日本語だと思うが、お隣の韓国はそれを略して使っているようである。

 以前一度紹介したことがあるが、ヤクザの業界を「こぶしの世界」と言うこともあるそうだ。

 ヤクザを扱った韓国映画としては「約束」「友よ〜チング」等が有名なので、業界の話し方を勉強したい時この映画を見ると良いかも知れない。
 えっ?!そんな言葉いつ使うのかって?
 そりゃ、今更そんなこと言われても困りますよ、お客さん。
 ここは「役に立たない韓国語」を紹介しているコーナーなのですから(^^;

<04/04/14>

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