韓国語を習い始めて半年くらい経った時、韓国人留学生と「合コン」をやったことが有る。
こちらは男三人、相手の留学生は女二人。
二人は新宿の韓国系ビデオ店でバイトをしている子達で、一人はお姉さんタイプ、もう一人は小柄な子だった。
さぁ、戦闘開始だ!
「合コン」を韓国語では、どういう訳だか英語の「meeting」という単語を利用している。
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ミーティン
日本語で「ミーティング」と言えば、仕事で打ち合わせをするという意味として使われているが、韓国語で「打ち合わせ」と言いたければ「会議」という単語を使っているので、ちょっぴり注意が必要かも。
我々の隣には大学生くらいの男が二人座っていたのだが、何だか我々が韓国語で喋っているのを馬鹿にしているような雰囲気。
時々「何でこいつら、韓国語で話しなんかしているんだ」ともとれるリアクションをしながら、時々こちらを見てニヤニヤ笑っていた。
私は当時、まだ聞き取りも不十分だったし、語彙も少なかったが、女の子達は私が必死になって喋っているのを理解してくれたのだろう。
文法が多少おかしくとも、怒らずこちらの話に耳を傾けてくれた。
合コンの時、何を話したがほとんど覚えていないが、凄く印象に残っている場面が有る。
私が「オッチョンジ(どういうわけだか)韓国語の勉強が好きになったんですよ」と言ったら、その子達は「オッチョンジ〜!?」と言いながら驚き、顔を見合わせて笑い出した。
そしてお姉さんタイプの女の子がグラスを持ち上げ「乾杯しようよ」というリアクションをするではないか。
「オッチョンジ」というのは、日本でも有名な「黄色いシャツ」と言う歌の中に「オッチョンジ〜、マウメトゥロ」という歌詞で出てくる副詞なので、試しに使ってみたのだが、なぜあの時彼女達は笑ったのだろうか?
後になって先生に質問してみたが、使用した状況が間違っていた訳でも、古くさい言葉でもないので、彼女達が笑った理由は分からないと言う。
もしかして「どうしてそんな特殊な言葉知っているの?」という意味で感心してくれたのかも知れない。
私の事を気に入ってくれたから「乾杯しようよ」と言ってくれたのかな・・・
お姉さんタイプの女の子は、その時すでに韓国に帰ると言っていたので、お会いしたのはそれが最初で最後だった。
結構可愛い子だったなぁ・・・
韓国語で「会う」と言う単語は二つ有る。
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韓国語の初級では「マンナダ」を「会う」という意味で使っているが、韓国人は普段「ポダ」の方を良く使うと言う。
「ポダ」は主に「見る」という言葉として使うが、辞書を見ると「何かの用事があって会う」という意味が有ると書いて有る。
それじゃ「マンナダ」はどういう「会う」かといえば、どちらかと言うと「出会う」というニュアンスに近いらしい。
このニュアンスをつかむためには、韓国のバラードを教材にすると良いかも知れない。
例えば「生れ変ってもまた会いたい」という「再び会う」「出会う」という歌詞では「マンナダ」を使っているような気がする。
また死んでしまった恋人や、別れた恋人に会いたいという歌詞では「ポゴシップタ」という表現が出てくる。
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私の拡大解釈なのだが「一目で良いから、もう一度君の顔を見たいんだ」というニュアンスが含まれていると考えたら、「ポダ」という短い単語に「見る」「会う」を超えたニュアンスまで含まれているような気にもなってくる。
あの女の子にもう一度会ったら「あの時なぜ笑ったの?」と聞いてみたいものである。
<04/05/15>
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