ABS論争

■ ABS比喩ドラマ

 ある雪の積もった道を親子が歩いている。
 子供は雪が珍しいのか、はしゃいでいる。
 母親が「危ないわよ!」と転びそうになった子供の手を引く。
 しかし子供は親の言うことを全く聞かず、結局雪に滑って倒れちゃった。
 そして手を引っ張られた母親も倒れちゃった・・・・
 すると子供は母親をにらめつけるように言ったそうじゃ

 痛て〜な〜!ばばー、あんた役に立たないな!いてもいなくても一緒じゃないか!

 今回は、そんな「子供?」のお話です(^^;

■ クルマオタクとABS

 某車系のメーリングリストで、これから車を買おうと思っている人から

ABSは有ったほうが良いのでしょうか?

 という質問があった。
 この質問に対して「ABSが効いてしまったために事故を起こした、危険な目に有った」ともとれる内容を書く「ABS無用論」を唱える一派が出現したのだ。
 なんじゃそりゃぁ!と私はABS擁護派に回ってしまったため、実に足掛け2週間近くに渡った大論争を起こしてしまったのである。

 これにつき合わされた、大部分の善良なるメーリングリストの会員は傍観者に回っていたが、中には「非常に迷惑に思った人」もいるらしい。

------

 ABSとは、アンチロックブレーキシステムの略で、濡れた路面等でブレーキを踏んだ際、タイヤがロックしてしまうとステアリング動作も効かなくなるため、人間では到底不可能な間隔で、ブレーキをかけたり離したりする、一種の安全装置のことだ。

 最近日本でも、安全とか抗菌だとか、クルマの価値観にヨーロッパ的な要素が入るようになってきた。
 猫も杓子もABSとエアバック、抗菌ステアリングなどが標準装備となってきた。
 実際に効くかどうかは、出来れば体験したくない。
 そうゆう状況は、一歩間違えれば大事故になる。
 自分は死ななくても、相手を殺してしまうことだって有るからだ。

 だから私はこの手の安全装備を「お守り」だと思っている。

 だが、クルマを競技で使っている人にとってABSは安全装備どころか「邪魔者」になってしまうときが有るらしい。
 始めはその意味が解らず、ずいぶん的外れなことを発言してしまった。

 ようするにABSを装備すると車重が重くなる。→値段もその分追加となる
 ダート競技など、路面が砂利道などの場合、ABSが掛かると逆に止まれなくなる時が有る。
 ドリフトなど、ブレーキのタイミングで車両全体を傾けさせるようなコントロールをする際、ABSがあるとイメージ通りのコントロールが出来ないと、いうことらしい。

 しかし、その他の一般ユーザーにとってABSは必要なものかは判断が分かれる。
 私のようにお守りとして標準装備化されたのだからと思う人も有れば「ABSなんかに頼りたくない」と言う人もいる。
 自分の足でブレーキ調節が絶対に出来るということだろうか?

 いずれにしろ「パニックブレーキ」を踏まなければならない時の精神状態は、その時その時でないと解らないだろう。
 公道レースは「もっての外」であるが、よく自分の限界を試したくなる人がいる。

 一概に悪いことではないのだが、人間の限界を最近のクルマは簡単に越えてしまう。
 そしてそういうクルマを、ディーラーは免許を取ってすぐの人間に売ってしまう。
 免許をもらったら免許皆伝だ!と言うように走り回れるのだから怖い。
 切れない刃物が危ないように、運転経験の乏しい若者はとびっきりの凶器だ。

 世の中にはそういう人間が多く存在する。
 まるでゴーカートにでも乗っているかのごとく、自分は上手いんだ!速いんだ!どけどけ!とやるやつ。

 とりあえず「ABS論争」は、双方が和解し、めでたくお開きとなったはずだった。

 ところが、この論争をしってか知らないか分からないが、某MLでこんな凄い発言をした人間がいた。

■ 馬鹿者の主張

雪道をノーマルタイヤで走っていたら、ABSがいつも掛かって走りづらかった。
ABSはこんなとき役立たずで困る!

 当然のことながら、あるメーリングリストでもご意見番的存在の先輩が「ABSはそういうものではない!」と、厳しいご指摘があったのも言うまでも有りません。
 私も同感で、ABSの意味も良く解っていない人間に「○×△」なんて、高出力なクルマは乗ってもらいたく有りません。

 ところが、先輩の苦言に、若者は追い撃ちをかけるように言うのです。

 貴方の説明を聞いて、なおさらABSがいらなくなりました。
 ノーマルタイヤに圧雪路の組み合わせが、ABSとしては設計限界以上だから、ABSとしての機能は果たさないとするなら、スタッドレスに、つるつるアイスバーンでも ABSが ABSとして機能しなくなる事は起こりえそうな気がします。
 そんなもんなんですね、あれだけテレビで安全だって宣伝しているのに。
 そのような時に駄目なら無い方がいいと思う人もいると思うのです。
 これは人それぞれの考えの違いですから、いつまでたっても話まとまらないんです。

 だとさ(-_-#

 つまりノーマルタイヤで雪道を走っているという、非常に危険な状態で有るのにもかかわらず、そのイレギュラーな使い道をしているユーザーが、危険な状態に陥ったことをABSの性能のせいにいして、自分が正しい価値観を持っていると信じ込んでいる。
 基本的なことであるが、考え方が色々有ってよいことと、悪いことが有る。
 そんなことも分からないやつが人様に意見したがるとは。
 こいつは救えない奴だと思って、少し強めのメールを書きました。

■ 私のABS論争メール(抜粋)

 結論として「ABSは効かせるような運転をするのが間違っている。」というスタンスは変わっていません。
 そして、ABSなんか要らないという人の考え方もなんとなく理解しました。

 ABSが効き始めてしまったことに対して、理屈を捏ねても始まりません。
 自分でABSの設定や、センサーを改良できる技術力が有るならいいですけど。

 非常に逆説的な考え方なのですが、○×▲のようなハイパワー車に乗る人間は、ブレーキを弱くしたほうが良いのではないでしょうか?

 それじゃ止まれない!って(^^;
 そう、止まれなければいいんです。
 事故を起こせばいいんです。
 そして止まれないのに馬鹿なスピードを出したなと、学習して欲しいのです。
(交通刑務所に入ってね・・・)

 学習できない人間に、そういう危険な車に乗る資格は有りません。
 また、免許を取ってすぐの初心者みたいな人(ブレーキは踏めば効くと思っている人、チェーンを付けていれば、ドライな路面のようにスピードを出せると思っている人)に、憧れだけでそうゆう車に乗れてしまうような、日本の社会情勢も納得できません。

 いくらブレーキや、タイヤ、ABSを良くしたって、乗る人間がだめなら宝の持ち腐れです。

■ メールの反応

 少々過激すぎたでしょうかね?
 事故を起こして刑務所に入ってよく考えろって言うのですから・・・
 どこかの誰かさんではないですが、凄い批判のメールが入ってきました。
 でもそんなこと予想していたことです。
 そして、そんな批判をする人が、私のディベートの罠に掛かっていることも気付きません。

-----

● 被害者はお亡くなりになってもOKって訳ですか?。一寸言い分が無責任すぎませんか?。

● 誰にでも一定条件さえ満たしていれば(法規的に)、どんな車にでも乗る権利は(基本的に)あると思うし、それを何人にも阻害する権利はないと思います。

● 道路交通法を遵守した走行をしてる人がなんらかの事態でABSを効かすのも間違いって言ってるのと一緒ですよ。
 それはどう考えたって間違いでしょ。あなたに納得されるほど日本の社会情勢は甘くないです。

● 日本はレース場などで、学習する機会が少ないからしょうがないよね

-----

■ 「逆説」=過激なメールの裏に隠しておいたものとは

 次の日、咀嚼バージョンなる、以下のメールをアップした。

-----

 一見過激な、異常とまで取れる表現。
★ そう、止まれなければいいんです。
★ 事故を起こせばいいんです。

 そして一部の方からは、表面上だけを取って、裏に意図していることをくまずに、反応していただきました。
 正直言って「してやったり」と言う気分です(^^;

 私があえて苦言を申し立てたのは、某人の○×先生の説明を理解しようともせずに、自己中心的な誤った結論に至ったのが納得できないからです。

※ ABSのお話を通り越して、車に乗るものの人間性まで感じていた。

 「あなたに乗る資格を決められるのか?」と言う質問が有りましたが、車に乗る先輩として「資格有りなし」を決めてもいい。
 ただ、最終的に乗るか乗らないかは、憲法に謳っている「基本的人権」に掛かってきますから、この日本では法的効力は持たないでしょう。
 しかしながら、交通ルールなど絶対的な安全が確保できないようなドライバーが増えるとしたら、恐ろしい。

 公共の福祉に反する!(権利と義務のお話)

 昔は親や先輩がちゃんと「身分不相応な車に乗るな」と言ってくれたけど、今の社会情勢は「飽食の時代」。
 免許を取ればどんな車も乗れるし、ローンを組めば新卒でも数百万円の車も買えてしまう。

 いいんだか、悪いんだか・・・・(-_-

 話を戻しまして
★ 非常に逆説的な考え方なのですが、○×▲のようなハイパワー車に乗る
★ 人間は、ブレーキを弱くしたほうが良いのではないでしょうか?

 わたしは「○×△」以外にABSを付けた車を持っています。
 こいつはブレーキが結構甘いのに200キロ以上出る。
 最初は怖いくらいだった。

 でもすぐなれた。
 どんな状況でも止まれるスピードというものが体得できているから。
 取締を受けるということを抜きにして、200キロを出すには条件がそろわなければならない。

 必要以上に周囲に気を配るようになった。
 つまり条件がそろわなければ絶対に止まれないので、心のブレーキが掛かって、スピードを出さないで済む。
 条件を考えずにスピードを出すやつに、そういう車に乗る資格はないと考えたわけです。

 お解りかな?

 この話を友人に話したら、面白い話をしてくれた。
 電車を改良して、今までよりスピードを出せる車両を作ったそうです。
 でも、内燃機関を改良したんではない!

 ブレーキを強化したからスピードを出せるようになったそうです(^^;
 普通の良識有る技術者の考え方なら、やっぱりこれが正論でしょう。
 やっぱり私はひねくれてる?

※「それじゃカーブの時や、路面の状況がわからなければ・・・」「学習する機会が無い」と言う人へ
 それはたんなる経験不足、認識不足です。
 車を「車」と考えずに、自分の「靴か服」の延長線の様に考えなさい。
 自分の足や、自転車で雨や雪道を走ってバランス感覚を養いなさい。
 人混みの中を歩くとき、周囲の状況の変化を意識して歩いてみなさい。

 そういう心構えを、いままで感じたこと有りませんか?

 とにかく今回感じたのは、一応の知識が有るけど、何だかちぐはぐなことを言っている、頭でっかちな若いドライバーなのだろうな、と思えることです。

-----

■ 納得していただきました、が・・・・

 上のメールをアップしたら、あれだけひどい批判をしている人達から、これを揚げ足とるようなメールが来なかった。
 一応私の意見が聞き入れていただけたようである。

 しかし、私のような人間を煙たく思っている人はいるようである。
 そいつらはこともあろうに馬鹿なことをやりはじめたのだ。

<98/08/17>

 さて、ABS論争を火ぶたに、このメーリングリストでは「ディベートみたいな下らないメールはごめんだ!」なんて勢力が出てきてしまったようである。

 非常に悲しい出来事が起こっていたことに、実は私は気づかなかった。

■ ゴミメール大作戦

 「ごみでした(^_^ゞ」

 内容的には下らないけど、たわいもないメールというものは許せるものだ。
 タイトルや、本文の最後に「ごみでした」なんて書かれると、自分でもたわいもないことを書いているのを自覚しているわけだし、メーリングリストの潤滑油みたいになるのだと思うので、私も時々ゴミメールを出す。

 ひとつの話題だけにとらわれているのもいやだし、質問と解答だけになってしまうメーリングリストが多い中、それはそれで良いと思った。
 いらないメールは消せば済むことだ。
 実際タイトルや冒頭の書き込みを見て、興味の無いものはバンバン消していたのだけど、変な内容のメールが目に入ってきた。

 はっきり言ってやり方が卑怯ですね。
 気に入らないのならMLでディベートは止めてくれ。と言うなり管理人さんに相談するなり出来ないのですか。
 別にディベートは会員規約で禁止されている訳ではないでしょ。

 表で言うと角が立つと思っているのかどうかわかりませんが子どもじゃ有るまいし裏でこそこそ悪口を言ってて恥ずかしく無いんですか?

 私は仲良し倶楽部に入る為にこのMLに入ったわけではありません。情報を得る為に入っているんです。
 塵をまかれるよりはディベートを読んだ方が得る情報がある分100倍マシです。
 塵を撒き散らして埋もれさせよう。なんて頭大丈夫ですか?
 レベルが低すぎて呆れ果てますね。

 なんだ?何が起こっているのだ?そのメールはどのメールのことだ?
 慌てて過去ログを探したのだが、見つからない。

 そして管理人さんからの「お詫びのメール」がメーリングリストに公開された。

 000000のメール内容を読んで不快感を覚えられたすべてのメンバーの方、ならびに個人名が出された方に対し、関係者を代表して私が、謝罪いたします。
 申し訳ありませんでした。
 今回のメール内容に於いての、『ABS』『チャイルドステッカー』の論争についてですが、MLでこの様な論争を重ねていただくのは全く問題がありません。
 当MLでは、書き込まれる内容については、『基本的には○×△に関する内容』ということがあるのみです。
 話の流れによってはぜんぜん関係の無い話題もあり得ます。
 番号00000のメールでは、論争を重ねた事を悪事の様に批判されていますが、そのような事はありません。

■ ゴミで煙に巻け!!

 不必要なメールと感じたら、即座に勢いで消していたので「そのメール」がどんなものであったかは分からない。
 管理人さんからのメールには「○×△番のメールは消去しました」と書いてあった。

 何が起こったのだ?
 過去ログに残っている関連性の有るメールを確認したところ、ある事件が起こっていたのだ。
 その当事者の一人は私であることは間違いない。

 事件のあらましを説明すると、

論争メール内容にうんざりした人が、チャットにおいて話題にする。

「メール流量が減ったね」と話題になる。
(正確にカウントした訳ではなく、そう思っただけ)

「茶々メール、ゴミメールが減って、MLの雰囲気がギスギスしている」と話題になる

「雰囲気を明るくしよう!」という方向に話が進む

「とりあえず簡単に出せるゴミや茶々メールを増やそう!」となる

キャンペーン化はじまり。

 なぜこのことが表に出てきてしまったかというと、その連中どうしで「宣教師と○×が気にくわないぜ!」というメールをやり取りしていたようだが、間違ってメーリングリストに流してしまったらしい。

■ 武士に二言はない(-_-#

-----

 私の操作ミスにより、DMをMLへ送信してしまいました。
 お詫びすると共に、削除していただきますようお願いします。
 また、本文中に出た個人名の方に対し重ねてお詫びします。
 大変失礼いたしました。

 いまさらお詫びのメールをメーリングリストに流したところで、私の気分がおさまるはずがない。
 なんだそりゃ?喧嘩するならどうどうとやれ!
 ディベートがいやだったら、こそこそしないで欲しかったです。

 ようは、自分がディベートするような「ちゃんとした物を考える常識的な頭」をもっていなかったということでないのかい?
 「センコウのやつむかつくよなぁ」といいながら、学生服のまま公衆の面前で煙草をふかしているやつらと、どう違うの?
 あとから謝るようなことをするなよ。
 「操作ミスしたけど、おまえのことは絶対に許さない」というメールだったら拍手をあげたかった。

 「武士に二言は無い」これ僕のもっとう。
 どんな発言も基本的に後から訂正しない。(補正はする)
 発言する前によく考えて「一期一会」のつもりで。

 なにも毎日ものすごいエネルギーを使ってディベートやっていたのは、オタク達を改心させたいと思ってやっていたわけじゃないのだから。
 自分の主張がどこまで人に納得してもらえるかという、腕試しみたいなものだった。
 確かにディベートが始まると、委縮してしまう人たちがいる。
 「○×を楽しむメーリングリストなのに、なんか怖い、敷居が高く感じる」ということだ。

 だけど自分の主張をはっきりと言わないやつは、いちばん達が悪い。
 根が暗いオタクだぜ!!(-_-#

 その後、管理人さんとメールをやり取りしたのだが、あのメールはもらえなかった。
「ウルトラセブンの第12話」のように、消えてしまったのである。
 もしあのメールを私が読んでいたら、ものすごい反論をしていただろう(^_^ゞ
 売られた喧嘩を買えなかったのがちょっと心残りである。

 ところが、さらなる一太刀浴びせようと思う奴が現れたのだ。

<99/05/09>

■ ぎゃふん!

 その冬は結構雪が降った。
 そんな天候の時こそ、4WDの車は強い。
 タイヤが前後それぞれに動くのだから、雪道でも2WDの車よりは有る程度コントロールしやすいし、滑りにくい。
 完全ドノーマルのタイヤでも走っちゃうから面白い。
 たまにずりずりと滑るけど、スピード出さなきゃ吹っ飛ぶはずもない。
 悪天候の時こそバランス感覚が大切だよね。
 自分の腕を過信しちゃいけないのは当然のことでありますが。

 時折若干スピードを上げて、ブレーキを踏むと、簡単にABSが効いて「がくがく」というキックバックが感じられる。
 実は私、安全運転なので普段ABSがかかったことが無いのだ。
 だからわざとABSが効くと面白い。
 「そうか、これがABSなんだな(^_^ゞ」なんて遊んでいたりした。

 この車の良さを再認識したので、メーリングリストに「本当に良い車ですよね」と、書いたつもりだった。
 ところが「ABS論争」を起こしていた私に対して、下記のようなメールが来た。

 誰も突っ込まないようなので..
 あの、この前まで

★ 町乗りセッティングでは満足いかない人もいるとは思いますが、車という
★ 非常に重たいものが、急加速できるという恐ろしい乗り物は、人間の能力
★ を簡単に越えてしまいますので、ブレーキ、タイヤ、車の性能全てを
★ 過信しない心構えが必要ということは皆さんお解りだと思います。

 と主張していたのに、スタッドレスもチェーンもなしであの大雪を乗り切っ
 ちゃい ましたか...
 雪が残っている間、車は動いてないのでしょうか?
 もし、車を使っていて「スタットレスもチェーンも着けな」かったのなら、
 私としては「ぎゃふん」と言う他ないです...
 スタックすると、他の車や歩行者に大迷惑ですよ。

 だってさ・・・・
 どこの人だかよく分からないけど、雪道でチェーン無しで走ったのが気にくわなかったらしい。
 「だれも突っ込まないようなので」と言うことは、誰かが私に突っ込みを入れるだろうと心待ちにしていたということかな?

■ そんなに安全運転な僕が気に入らないの?

 その人は私を公共の場所(メーリングリスト)で袋だたきにしたかったのかも知れない。
 直接ではないにしろ、仕返しだろうなぁ。
 昨年末の「ゴミ巻きキャンペーン」で私を排除できなかったのを憎らしく思っている一派かも知れない。
 とにかく生意気な口をきくやつの揚げ足を取りたいのだろう。

 「江戸の敵を長崎でとる」つもりだったのか?

 「ごめんなちゃい、私は嘘つきです(ToT)」なんていうのを期待していたのかも知れない。
 ディベートをやりたければやりましょ!

 だけど私の口調は変わらないのだ。

-----

 はい、乗りきりました(^_^)
 他人に迷惑をかけないように別の対策をしましたし、実際スタックもしませんでした。
 チェーンは持っていたんですよ。
 私を含めて母親もチェーンが無いと危ないとは思いませんでした。
 「ぎゃふん」と言うほど凄い雪だったのかしら?
 雪国の人に言わせれば「なんで、あんな雪で?」とよく言われるでしょ(^^;

 言葉では表現できませんが、空を見上げ、空気の温度を感じ、振り始めた雪の質(霙、雹、乾いた雪、ぬれた雪、色々降りましたよね)等から、路面の状況はどう変わるかが予想できるのです。
 その予想を上回ることが無く、次の日にはほとんど雪は溶けていた。
(雪かきをみんなでやっていたからね)

 「雪に弱い東京」というのは、雪の経験がなさ過ぎる人が多いので、心構えができていないだけと言う感じがします。
 雪国出身の親ですので、私が能書きたれる前に、常々気合を入れられておりますが・・・・(^^;

 上の引用は昨年のABS論争で
 「タイヤが滑ってしまうほどの状態になってしまう→人間の限界を簡単に越えてしまえる車に乗るときは、車の性能を過信しないほうが良いよ」と警告を込めて書きました。
 スタットレスや、チェーンを着ければ、ドライの道と同じように走れるわけではありませんので、慣性力などの物理法則を含んだ自然現象に、人間は服従しなければならないと言う「心のバランス感覚」が重要です。

 何度も言うことですが、私は自分の腕を過信しているつもりは有りません。
 しかし、私の運転を見たことが無い連中が「おまえの運転はいんちき」と言われたようなもんです。
 逆に言うと、あの程度の雪でおたおたしたような未熟な連中なんでしょう。
 と、考えたくもなります。

-----

 このことに関して反論は返ってこなかったですね。
 もう私もそんなオタク=ガキみたいな連中とお話する気も有りませんでしたし、そのメーリングリストに所属している意義も感じなくなっていました。

 ただ「若者(26歳未満)が増えてきて、危ない書き込みも時々あるので、あえて嫌われ者を演じて下さっていると感謝しております。」という内容のダイレクトメールが来た。
 はっきり言って今乗っている○×△というクルマにはほぼ満足しており、改造の情報もいらないし、パーツも付けたくない。
 メーリングリストには、それこそ「お小言」「ディベート」「文句」と言ったメールしか出せなくなっていた。
 まだ書きたい「クルマオタクとのやりとり」はたくさん有るので、しばし待たれい!

(。☆)\(-_-#誰も待ってないよ!

<99/05/10>

おまけ

■ わが家の雪道走行の心得

 当たり前のことばかりですが、雪が降ったときには次のようなことを心がけています。

  1. 走る道を選ぶ
     →なるべく坂道がきついところは通らない。→緩やかな坂を選ぶ。
     広い道を選ぶ→裏道は日陰が多いので、雪は残っているし、凍結もある
  2.  急発進、急加速は絶対にしない。→車の性能を過信しない。→車間距離などは、いつもより多く。
     ※ このような状況でABSがかかるような運転は、やはり危ないです。
     車が「スピード出し過ぎ!限界だよ」と教えてくれている気がします。
  3.  車に乗るときは複数で乗る→最悪の場合でも、自力で問題を回避、他人(警察)に迷惑をかけない→実家が自営業のため、家には絶対誰か居るAND連絡が着けられるように、携帯電話を持っている。(今回緊急出動はなかった(^^;)
  4.  気象情報(降雪予報)を常に聞く→どのような雪が降るか?→凍結の恐れや走行不能になりそうなら無理に車に乗らない(今回はそれがなかった)→チェーンは持っていいましたが、着ける必要性を感じなかった。

↑戻る

Copyright © 1998- "Senkyousi", All Rights Reserved.
E-Mail : na_neun_seon_gyo_sa@hotmail.com