そんなに急いでなにするの?
■ パソコンはそんなにすごいものなの?
パソコンの比較をしたい人がいる。
「こっちより、こっちの方が早くて性能が良くて安いのがまだ分からないのか!この○×!」だとさ
どうしてそこまで早さと安さにこだわるのだろうか?
何に使って、それは本当に必要なの?
ゲームにでも使っているのだろうか?
ゲームやるならファミコン買ったほうが良いかも知れないよね。
しかし、インターネットの普及が広がり、今後ますますマルチメディアマシンは発展してゆくことになるはずだ。
使い古された話だけど、その時が来たらまず一番重要なのはテレビやラジオのように使えることが必要になるだろう。
MacもWindowsもまだ10年そこそこで、特定の人たちのものである。
お互いのハードもソフトも完全じゃないことは分かって使っているはずだ。
「君からもらったベッタラズケ、あなたの愛がこもっていた。メール送信」がまだ嘘臭い話では有るが、確実に夢は進歩はしている。
夢を現実にするためのマシンパワーはもっと必要だろう。
だから今現在は子供のおもちゃのレベルじゃないの?と思いませんか。
過渡期の物同士を比べても、まだ結果などでませんよ!
■ パソコンで何ができるんだ!
私の父親はビデオのテロップを入れるのに「イシス」と言う奴を使っている。
はっきり言って「386」マシンだ。
わずか数年前のお話しだが、こいつは数百万したそうだ。
当時からMacはあったが、テロップを入れられる機能のハードが、それなりの値段で手に入ったかどうかは分からない。(Windowsも無かったしね)
「イシス」の前には「FM-Towns」でテロップを入れていた。
ソフトもハードもおもちゃの域を出なかったが、家内製手工業同然のレベルを出なかった我が家にとっては、さらにそれ以前に使っていた、「MSX2」のテロッパーよりましであった。
そうして今は、ノンリニアの時代。
MacにDVが直結して編集している。
テロップも夢のようだ・・・
でもDVを扱うのは、パソコン本体の性能ではまだ100倍は遅い。
WindowsやMacといったプラットフォームでは解決できないお話しだ。
(一応、ハードウエアーでDVをレンダリングする物も存在しているから買う予定である)
何が言いたいって?
パソコンも道具の一つとして使えれば良いということ。
父親にとっては「イシス」はパソコンではなくテロッパーだけでいいのだ。
現在このイシスを継承できるマシンはないと言っていい。
新しく数百万円で新製品を買う必要がある。
昨日今日、パソコンを始めた人間から見て「そりゃ買い替えたほうが良いよ」と言うだろうか。
DVシステムを導入するに当たって、私は自分の使い慣れているMacを入れただけだ。
WindowsUserの弟は「父親にパソコンを教える苦労」が嫌であるという。
だから何が言いたいって?
教えるというのはすごく大変だということ。
他人にそのプラットフォームが良くないと言われても、私は自分の歩んで来た道を、倍以上生きてきた人間に教えなければならないのだ。
外見上同じビデオ編集ソフト(AdobePremiere等)は存在するが、まだ実用レベルに至っていないパソコンを使っているのだから、そのソフトは途中の道のりであって、結果ではない。
ペンティアムがいかに早くても、安くても、同じ結果が得られるなら、使い慣れている物を使うだけ。
■ 僕が遅いG3を買ったのは・・・
僕がG3を買ったのはそこそこ早くて安いから。
最高に速いマシンではないことは知っている。
早さを求めて1台にするなら、PowerMacの350MhzかマルチCPUマシンになるけど、こいつを買うお金でG3が2台買えた。(まるちしーぴーゆー?)
ちなみに2台目のG3は私の持っていた古いパソコンを整理して、その代金で購入した。
1台目のG3を購入したときは、メモリーが2.5倍近くしていた。
この点に関しては「APPLEの馬鹿〜〜〜」と叫びたい(^^;
しかし、ある一定のレベルの仕事をやりだすと、メモリーは湯水のように欲しくなるから不思議だ。
32Mで十分使えるのにね。
HDも500Mで十分だろう。(バックアップメディアを用意してのお話し)
なぜ無理してMacを使っているのかと言われたら「今持っているMacの3Dソフトが動くから」と答える。
3Dをやらなかったら今でも040マシンで十分だろう。(ワープロなら030/16Mhzで十分)
AT互換機なら486で十分でしょ?(でもMacのソフトは動かない(^^;)
ただ古いマシンはハードウエアー的に現在では使いづらい構成のものが多いし、ソフトが一定レベル以上のCPUを要求している。
ゲームという遊びが大きなウエイトを占めていると言っても過言ではない。
何に使うかが問題よ!
Windowsも速いマシンはたくさん有るが、私の友人は2年以上買い替えていない。
「仕事には使っていない」という人間ばかりだからだ。
仕事で特に迫られないかぎり、スピードもHDもあまり重要ではないということだ。
2年前に買った値段で、今ではもっと速いマシンが買えてしまうと言うのは、この業界のお約束である。
Windowsマシンにも優秀な3Dソフトが存在するが、くら替えというものはそう簡単にできない。
新たに数十万円のソフトを投資して一から勉強するより、現在のソフトを使い込んだほうがいいのだ。
だからメジャーバージョンアップもあまりしないくらいだ。
ハードが早くなれば、同じ環境で3Dや、ビデオのノンリニアの編集が確実に早くなる。
結局「アムロ」君の様に、自分の能力にパソコンを追いつかせているためではないわけだ。解説3
パソコンの力を頼っている人間の一人なのよ。
10数年掛けて築き上げた道のりを、僕の周りの人はみんな知っている。
そんな友人とキャンプをして、酒を飲んで一つ屋根の下に寝て、同じ釜の飯を食っている。
たまたまその友人が、違うOSを使っているだけのこと。
オタク君。解説4
パソコン取ったらあなたに何が残るの?
※平成10年末から本格的にデジタルビデオ編集システムに移行したため、イシスはすでにお払い箱になってしまった。
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