ママ唐辛子

 最近、「冬ソナ」ブーム、「韓国イケメン」ブームのおかげで、大型ビデオレンタルショップに行くと、沢山の韓国映画が並んでいる。
 その中に「ヨン様の恋敵=パク・ヨンハが、昔こんな映画にも出ていました!」という理由だけで、DVD化されてしまった映画が有る。

  :クリスマスに雪が降れば

 DVD化された理由は今イチ納得いかないが、私が韓国語を勉強し始めた年に、先生から薦められ、何度も見た大変面白い映画なので、是非邪心を捨てて見てもらいたい。
 ヒロインの女の子もかわいいんだよなぁ〜(^^;

 さて、この映画の中に面白いエピソードが有る。
 ヒロインは幼稚園の先生。
 幼稚園に出勤したら子供同士で喧嘩をしていたらしく、女の子が泣いていた。

先生 「ソンニちゃん、何で泣いているの?」
子供 「ミナちゃんがね・・・」
先生 「ミナちゃんが叩いたの?」
子供 「違うの・・」
先生 「それじゃ何で泣いているの?」

と聞いたら子供がとんでもないことを言い出した。

子供 「昨日ね、ママがね、赤ちゃんを産んだの・・・」
先生 「それで?」
子供 「赤ちゃんがね、私のママの唐辛子から出てきたんだって・・・違うよね?本当なの?」
先生 「え?ミアちゃん、あなた・・・」
子供 「先生、赤ちゃんはどこから出てくるの・・・」

 幼稚園児相手にどぎまぎしてしまう先生の表情が新鮮でした(^_^ゞ
 原文で「ママの唐辛子」は下記のようになっている。

eom-ma :ママ、お母さん
go-chu:唐辛子
eom-ma ggo-chu:ママの唐辛子

 とは男性器の幼児語みたいなもの。
 これだけでも色々なことが書けるのだが、この場では「おちんちん」のことだと理解して下され(^^;

 だが、辞書を見ても「ママ唐辛子」に当たる単語が見つからなかった・・・
 高まる好奇心を満たすため、これはネイティブの先生に聞くしかない!
 とは言っても、今通っている学校の先生に聞くのは恥ずかしい(^^;
 そこで上野にある「水割り大学」の先生に聞いたところ、

「ママ唐辛子」というのは、女精器を子供に言う時、仕方なく言う時が有る

と教えていただいた(^^;
 先生は、熱心に勉強している私に、もっと別のことも教えてくれました・・・(それはほかのコンテンツで紹介しております。断じてエッチなことでは有りません(。☆)\(-_-#))

 さて、この「ママの唐辛子」を何度か繰り返しているうちに、ふと気付いた事が有る。
 話は横にそれるが、韓国の濁酒「マッコルリ(mag-ggol-ri)」を、「マッコリ」と言う人が多い。
 韓国語のパッチムを知らない日本人には、「マッコルリ」の「l-r」の発音は「り」としか聞こえないからかもしれない。
 同様に「ママの唐辛子」のパッチム「eom-ma」は「ま」と聞こえる。
 そして唐辛子の頭は「ggo」と濃音で発音されるから「こ」と聞こえる。

お・ま・こ・(ちゅ)

 これはたんなる偶然か?
 それとも私のこじつけか?
 はぁ、はぁ、はぁ・・・(´Д`)

 ツッコミメールお待ちしております。

<05/02/25>

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原題「赤い唐辛子<01/10/16>」「ジャージ<03/07/20>」の内容をリメイクしてアップしました。

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