前回に引き続き、愛の話題について触れてみたい。
愛を韓国語で言うと「サラン」
sa-rang:愛
というのだが、この愛と言う言葉がついた単語であっても、直接恋愛とは関係ない単語が存在している。
例えば「愛の歯」
sa-rang-ni:愛の歯?
直訳してしまうと全く意味が分からないが、じつは「親知らず(歯)」のことだ。
日本語の「親知らず」の語源だが、子供が成長して、いつの間にか親の知らない歯が生える立派な大人になったという親心=子供を思う親の愛が、この言葉に込められていると聞いている。
韓国語の「愛の歯」の語源も、根っこの方では日本語と同じではないかと想像しているのだが、どなたか間違っていたら指摘して欲しい。
次に「愛の部屋」
sa-rang-ni:愛の部屋?
この言葉を辞書で引くと「主人の居間をかねた客間」と書いてある。
私はこの単語を見た時、夫婦の寝室の事ではないかと、変な想像をしたのだが、大間違いだった(^^;
実はこの「サラン」とは「舎廊」という漢字語で、同音異義語だったのだ。
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今年から通い出した韓国語学校で、恋愛の話題が出た。
フリートークで、ある既婚者の女性に、ご主人とどのように付き合うようになったかという質問をしたのだが・・・
「私、あなたのことが好きよって、ラブラブ光線を出していました」って言いたいのですが、どう表現したら良いのでしょう?
これを直訳すると
reo-beu:Love
gwang-seon:光線
nae-da:出す
:ラブラブ光線を出す。
になるのだが、まさかこんな言葉が通じるはずは無いだろう・・・(-"-)
すると驚くことに、若い女の先生が「そういう時はこう言います」とジャストミートする表現を教えて下さった。
nun:目
bid:光
bo-nae-da:送る
:目から光を送る、視線を送る
目から光が出るはずが無いが、言いたいことは分かる。
「目は口ほどに物を言う」と言うのは韓国でも同じと言う訳だ。
元々、この表現は発表会などで言いたいセリフが出てこなかった時など、相手にこっそり目配せをする時などに使うそうだが、前後にそれなりの表現を付け加えれば、充分「ラブラブ光線を出す」=好きな相手に自分の心を伝えると言うように使えるそうである。
愛に関する表現についてでした。
<04/05/20>
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