愛を考える
2003年1月4日 / 役に立たない韓国語
ずいぶん前の話になるが「愛する人」と言うコンテンツを書いた。
内容は個人的な憶測で書いた物で、「人間とは愛する動物と言う意味だ」という仮定には、なんの根拠もないのは分かり切っていた(^^;
すると、私の習っていた先生から「愛する人」に関する情報をいただいた。
先生には「HomePageに記事を載せる」ことはずいぶん前にお断りしてあったのだが、少々掲載するのに時間が経ってしまった。
新年最初の更新で発表させていただきます!!
結論から言うと、やはり愛と人間には因果関係が無かったようだ。
先生曰く、過去に使われていた韓国語(朝鮮語)の文献には、「愛」と「人間」は全く違うハングル表記がなされていたとのこと。
以下の文章は、先生から頂いたメールを、ほぼそのまま添付しました。
Hangulのグラフィックを書き直そうかとも思いましたが、正確な過去のハングル表記と言う物が分からないので、先生が送ってくださった物をそのまま利用させていただきます。
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15世紀の韓国語では「人」は宣教師さんが書いたように
です。(ペイントで間単に書いたので見にくいですが...)
saの上の点は声調の点です。
点が無いと低く平らに、点がひとつだと高く平らに、点がふたつだと低→高。
実際は縦書きで、点は左側にあります
ところが「愛」は
と書きました。
声調も「人」とは違います。
ちなみにhadaがつくと、当時は「愛する」と「考える」という2つの意味がありました。
hadaのhaはアレアです。
あとイウンは普通のよりは上にちょこっと飛び出ます。
ということで「人」と「愛」は関係ないという結論です。
でも、関係あるって書いたほうがロマンチックですよね。
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先生、ありがとうございました。
今年もヨルシミ勉強ハゲッスンミダ!
<03/01/04>