2004年8月4日 / コラム

 インターネットを介して男女が知り合い、恋仲になるという映画。
 思い起こせば、「ユーガッタメール」という米国映画が有ったと思うが、この「接続」という「ユーガッタメール」より以前に作られた作品である。

 この話しにも「八月のクリスマス」に主演したハン・ソッキュが出演している。
 お互い引かれ合いながらも、過去の思いが障害となって、なかなか前に進まないと言う、今の日本人にはじれったいお話しだ。

 だが、「八クリ」の最後は、主人公が彼女と会わないで終わるのに対し、「接続」は最後に彼女に会う。
 正直言って、このお話を見て「八月のクリスマス」の別バージョンだと思った。

 「八クリ」も「接続」も、「冬のソナタ」に近い純愛ドラマではあるが、日本では主演の「ハン・ソッキュ」の人気は今一のような気がする。
 そりゃ「ウォン・ビン」や「チャン・ドンゴン」に比べれば、「ハン・ソッキュ」は結構年食っているので、オバサマ達から黄色い声を上げる対象ではないだろうけど、今の韓国ブームの陰には「シュリ」や「JSA」などの下地があったからこそだと思うのだ。
 ヨン様が悪い訳ではないけれど、見た目だけカッコいい俳優の追っかけや、純愛ドラマだけではなく、いまだからこそ一度、ちょっと前の韓国映画も見てもらいたいと思うのだが。

<04/08/04>

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