金の輝き

2006年2月28日 / 宣教師の思考方式

 最後の最後まで興味のない話だったが、オリンピックが終わった。
 結局メダルは1個だけ。
 別にい~んじゃな~い?


 これもまたどうでもいい話だが、日本のオリンピック委員会は各種連盟に対し今回の不本意な結果を反省して、来期はもっとメダルを取れるようという内容のことを言っていたようだ。
 どっかの選手が言っていたが、実際オリンピック委員会は選手の頭数調整をするだけで、実際選手強化には携わっておらず、ほとんど自弁状態だという。
 唯一のメダルをもたらしたフィギュアスケート連盟も、10数年前から行って来た強化合宿の成果が実ったという宣伝を、一部マスコミが行っていたようだが、現実には「経営難」で次々とスケート場が閉鎖されているという。
 話は変わって、某ワイドショーで「荒川選手が金メダルを取った瞬間、物凄く綺麗になったような気がする」と言ったコメンテーターがいる。
 たった一つの勝利、たった一つの敗北で、人間の顔はがらっと変わるものらしい。
 だけど、そのコメンテーターが「綺麗になった」というからには、それ以前は綺麗ではなかったという意味か?
 私の周りにも「彼女は金メダルを取ったけど、顔はいまいち」と評価する人間もいる。
 自分はストライクゾーンが広い人間なので、もともと彼女を「ブス」なんて評価はしていなかったけど。
 このコメンテーターが「綺麗に見えるようになった」という裏には「やっとオリンピックで金メダルを取ってくれた。これで社を上げて宣伝してきた甲斐がある。」だとか「この選手をうまく使えばまた視聴率が稼げるぜ。うっしっし…」なんて下心もあったりするかもしれない。
 いずれにしても、下心いっぱいの冬季オリンピックはまた4年後開催される。

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