平成24年富士総合火力演習
2012年8月25日 / 写真・カメラ
先輩に誘われて、自衛隊の演習を見に行ってきました。
凄い迫力でなかなか見応えがありました。
かなり反省点もありましたけどね(ToT)
富士総合火力演習、略して「総火演」とは、自衛隊で実際に使用されている戦車やヘリコプターが実弾射撃訓練などをしている状況を観覧することが出来るイベントです。
私は始めて行きました。
この券は無料ですが、事前に観覧希望の申請をして20数倍程の非常に低い確率でしか入場券を手に入れることができないそうです。
今回先輩が入手したのは厳密に言うと一般公開といいつつ、自衛隊員や関係者向けの券のようでした。
また、席は「全面シート青色席」と言って、地面に敷かれたブルーシート(実際は自衛隊っぽく迷彩柄のシート)に座るので非常に居心地が悪かったです。
何が居心地悪いかと言うと
人の頭越しにしか見えないんですよ。
そりゃ中腰になったりすれば目線が高くなり写真も撮りやすいですけど、後ろの人が私のせいで見えなくなってしまいます。
ここぞという時には多少わがままな行動をさせて頂きましたが長時間は無理です。
そして、周囲の人が多すぎて身動きが取れず、持って来た三脚はおろかレンズ交換も出来ない程の窮屈ぶりでした(ToT)
この日の為に三脚まで買ったし、単焦点ながらも超望遠レンズを重い思いをして持って来たと言うのに全く使うことができませんでした。
ある程度諦めて望遠ズームだけで撮影しました。
今回のベストショットはこの一枚かな…
今持っているカメラの連写性能はあまり良く無いので、期待していた「ファイヤー!!」が映ったのはこの1枚だけです。
戦車の大砲系の爆音は当日何度も体験しますが、慣れたつもりでも直近の放火のエネルギーは慣れる事はないです。
ちょっとカメラをいじって気を許すと本当に度肝を抜かれます(^^;
花火大会で大玉を連発した時の大爆音を体験すると会場全体がその迫力に圧倒され「おーーーーー」ってなりますが、その数倍のエネルギーを体に受けるので会場全体の「おーーーーーーーーーー」が悲鳴のようでした(^^;
火力演習では普段ではお目にかかれないような高等技術を見ることができます。
上の写真は一定距離で爆発する砲弾を一斉砲撃し、その発火で富士山を描くと言う高等技だそうです。
凄いの一言です。
蛇足ですけど、この演習場はかなり広いスペースがあり、飛んで行った砲弾が着弾するまで相当な時間を要します。
会場で色々な説明をしてくれるアナウンスが、この着弾のタイミングを教えてくれるのですが、素人にはとても新鮮な感じがします。
「ちゃくだーーーーーーーん(着弾)、いま!」というタイミングでボワッと煙が上がり、更にワンテンポ後にドーーーーンという爆音が聞こえてくる。
光より音は遅く伝わってくると言うのはこの事だと実感できます(^^;
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未来の自分への備忘録的に今回利用したカメラ資材を書いておきます。
カメラ本体はOLYMPUS E-620に望遠ズーム「ZUIKO DIGITAL 40-150mm F3.5-4.5」一本きり。
Four Thirdsカメラのため、35mmフィルム換算は80-300mmではちょっと短いと思いつつも、レンズ交換さえ出来ない環境では仕方ないと諦めました。
それより、水平目線でしか基本的に見ることができないので全体が把握できないのと、自分に戦車などの装備や地形の知識が無かったため、これから何を行うと言うアナウンスを聞いても、ファインダーを向けられない事が多く、写真撮影をする意欲が削がれました(ToT)
次回があるなら、ひな壇席でガッツリ撮りたい物です。
それから技術的な話しを書き留めておきます。
ヘリコプター系を撮影する時、高速シャッターを使えば被写体ぶれはしませんが、ローターが止まって見えます。
兎に角、この日はドッピーカンだったので絞りを相当絞ってもまだ躍動感足りない。
減光フィルタなど頭に無かったのも失敗かな。
上の写真はまだましな方です。
極端にシャッタースピードを遅くしても今度は被写体ブレがな〜〜〜(ToT)
難しいですよね〜
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続いて交通手段のお話。
交通手段はいくつか選択肢があるようですが、基本的に公共交通機関を利用して行くことにしました。
車利用もやって出来なくは無いようですが、事前に駐車場を利用できる券を入手しないととんでもないところに車を止めるはめになりそうです。
御殿場駅から有料シャトルバスが出ており、往復1,100円の料金が必要でした。
タクシーで行く手段もありますがネットで調べたところ3,000円くらいかかるらしいです。
4人程で相乗りすればシャツバスより良いかもしれませんが、渋滞にはまって演習開始に間に合わなかったり、渋滞料金加算で1万円超えの料金を請求されたとかいう例もあったそうです。
タイミングが合えば来年も行ってみようかと思っています。
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